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カテゴリ:邦画
2226 彼岸島/デラックス
※ジャケット(オモテ面) 【 スタッフ 】 ・監 督 渡辺 武史 ・脚 本 佐藤佐吉 伊藤秀裕 ・原 作 松本光司『彼岸島』 (講談社「ヤングマガジン」連載) ・企 画 伊藤秀裕 ・プロデューサー 佐藤敏宏 大塚玲美 樽川浩志 ・アクションコーディネーター 吉田浩之 ・音 楽 遠藤浩二 ・撮 影 小松原茂 ・照 明 松隈信一 ・録 音 長島慎介 ・美 術 丸尾知行 ・装 飾 佐々木博崇 ・編 集 目見田健 ・VFXスーパーバイザー 谷口充大 ・特殊メイク・特殊造形 江川悦子 ・製 作 2016「彼岸島」製作委員会(講談社/ サンセイアールアンドディ/テトラ/ キングレコード/松竹メディア事業部/ 毎日放送) ・制 作 エクセレントフィルムズ ・特別協力 サンセイアールアンドディ ・配 給 松竹メディア事業部 ・主 題 歌 「SYNERGY」m-flo feat.シシド・カフカ (rhythm zone) ・エンディングテーマ 「100年時が過ぎても」PALU (EPICレコードジャパン) 【 キャスト 】 ・白石隼也 ・鈴木亮平 ・桜井美南 ・遠藤雄弥 ・阿部翔平 ・森岡 龍 ・栗原 類 ・佐藤めぐみ ・水崎綾女 ・藤重政孝 ・上間凛子 ・高野人母美 ・柳ゆり菜 ・石橋蓮司 ※ジャケット(ウラ面) 【 仕 様 】 ・型 番 KIBR-1859 ・製作年度 2016年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・発 売 キングレコード株式会社 ・販 売 元 キングレコード株式会社 ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 ---- ・吹替翻訳 ---- ・吹替演出 ---- ・制作協力 ---- ・日本公開 2016年 全国劇場公開作品 ・リリース ---- ・収 録 本編 117分+特典映像 2分 ・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ ・音 声 1.日本語 ドルビーデジタル (5.1chサラウンド) ・字 幕 ---- ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、複製不能、 DOLBY DIGITAL、PG-12< DVD VIDEO、レンタル専用 ・映像特典 予告編 ※ディスク 【 ジャケット 】 ・オモテ面:地獄にいちばん近い島。 ・ウラ面 :ようこそ、「地獄にいちばん近い島」へ。 この島はかなり、ヤバい。 空前のハアハア必至! 圧巻の巨大さ。ド迫力の戦闘。 ヤングマガジン連載14年目、 シリーズ累計700万部を誇る松本光司の ベストセラーコミック あの「彼岸島」を容赦なく映画化! LOVE IS OVER! 「宮本明」VS「宮本篤」、 骨肉の死闘!! 『/デラックス』と言う副題のせいか、とりあえず登場人物(モンスターも含む)を総出演させたジャケットのオモテ面。これって、華やかで良いけど、物語世界は伝わりにくいし、ストーリーも伝わって来ない。予備知識がないと、つまらないジャケットだと思う。(溜息) ウラ面は、『/Love is over』と同じレイアウト。《鬼》の一覧が縦に並んでいる点だけが、違うかな。これはこれで面白いけど、なんか昔の漫画雑誌の付録みたい。「怪獣大百科」とか、ウソかホントか分からない解説が面白かったっけ。(笑) あまり良いジャケットじゃないな。(溜息) 【 感 想 】 「どこが「デラックス」だ!(怒)」 ……何コレ? なんか騙されたような気分。 と言うより「騙された」んだな、観客は。劇場で観ていたら間違いなく怒ったと思う。(怒) 終盤までは、撮り下ろしのシーンはあっても、TVシリーズ『/Love is over』のダイジェスト版である。劇場公開作品とのことなので、前作の続きから始まり、濃密なストーリー展開とカタルシスを得られるエンディングを期待していたのだが、これでは詐欺だ。明らかに詐欺だ。(←強調したくて、2回言ったな) 道理で、『/Love is over』はお金が掛かっていたワケだ。(溜息) ――雅との死闘から一年。帰路の船が《鬼》の襲撃で難破。再び彼岸島に戻されてしまった明たちは、吸血鬼と戦うレジスタンスと出会い、蘇った雅が率いる吸血鬼と戦い続けていた。しかし、或る日のこと、雅と対峙した明は、苦戦を強いられる。力の差は歴然としていた。 レジスタンスを導く師匠は、じわじわと仲間を失なって行く現状に危機感を抱く。そして、攻勢に転じるため、もう1本あると言われている《501ワクチン》を手に入れる決意をする。ワクチンは、封鎖された旧日本軍の研究施設に隠されていると言う。しかし、そこは吸血鬼たちの居住域のド真ん中だった。 そこで、師匠たちが正面に吸血鬼を引き付けている間に、明たち精鋭部隊が施設に侵入する計画を立案。作戦は決行され、人間と吸血鬼の激しい戦闘が繰り広げられる。その戦いの最中、ユキは、生き延びていたケンと再会する。 しかし、感傷にひたっている暇はなかった。多くの犠牲を出しながらも、明たちは施設内に侵入する。けれど、そこで待ち受けていたのは、吸血鬼となった旧日本軍の軍人たちだった。彼らは鬼の“百目“を崇めていた。 そして、闇の奥から百目が姿を現わす。どこにも死角がない百目との戦いは、あきらかに明が劣勢だった。そこに突如、篤が現れる。二人は息の合った戦いで百目を倒す。けれど、吸血鬼となった篤は、明と袂を別つ。「吸血鬼にとって人間は敵だ」と。明たちは、501ワクチンを見つけ出すものの、再び篤に襲われ、冷が凶刃に倒れてしまう。 ……というお話し。 ここまで、ほぼ 1時間。『/Love is over』と同じストーリー。多少、編集によって時間軸が前後したり短くなったりしている。ここに、本土に残った加藤のお話しが付け加えられている。正直、彼のことは、すっかり忘れていた。(苦笑) 彼は、明たちが消息を断って一年間、誰にも相談出来ず、罪の意識に苛まれていた。そこで意を決して海に出たものの、鬼と遭遇。難破して彼岸島に辿り着いたと説明されていた。(←明たちと同じパターンじゃん) でも、本作品で彼が活躍することはなく、いまさら何しに出て来たのか分からなかった。これなら出て来なくても良かったんじゃね?(←ホントは「出て来るんじゃねぇ!」と思っているクセに) 彼の存在が、本作品を象徴していたと言える。つまり、「作らなくても良かったんじゃね?」ということである。(爆) 本作品の唯一の見どころは、雅に血を吸われた手下の女性が快感のあまり失禁する場面。(←おっ、出たな、ヘンタイ!) そう言えば、ケンに血を吸われたユキも恍惚の表情を浮かべていたっけ。 ……。 そんなに気持ちいいのかなぁ。(←おいおい) 男でも、吸血鬼に血を吸われると気持ちいいのかな? でも、兄貴の篤に咬まれた明の顔は、快感って顔じゃなかったけどなぁ。実はズボンの中で漏らしていたとか……。(←オマエ、サイテーだな) 待てよ、TVシリーズでは手下の女性吸血鬼が雅の子を宿していたっけ。あの時は「吸血鬼もHするんだぁ」とぼんやりと思っていたけど、本作品でも涼子が篤の子を身ごもっていた。これって、篤と涼子、吸血鬼同士でHしたってことだよね。産まれて来る子は、やっぱり、吸血鬼なんだよね。 そこで疑問。一般的に、吸血鬼は年をとらないと認識されている。戦時中の写真に写った雅の姿は70年後と同じだった。少なくとも長命なのは確かだろう。だとしたら、赤ちゃんが育つのって、矛盾してない? 設定が違うのかな?(←漫画なんだから真剣に考えるなよ) それに、そのぉ何だ、若い時に吸血鬼になったら、ずっとHを楽しめるってことだよね。(←そこかい!) あー、私も吸血鬼になりたいかも。(←バカ) 明も「吸血鬼はみんな殺す!」なんて息巻いていないで、若いまま、ずっとHできる方がイイに決まってるじゃん。考えてみれば、究極のアンチエイジング治療ですよ。副作用に血を飲まなきゃいけないにしても、体力も身体能力も向上するようだし善いことづくめ。治癒力も高まるから、国の財政を圧迫している医療費の軽減に繋がる。と言うより、吸血鬼の人口比率が高まると、病院すら要らなくなって来るんじゃないか? 赤字国債を乱発するより、日本の財政を建て直す秘策になる。 それに、ひとが求めるものが満たされるなら、一概に吸血鬼が悪だとは言いがたい。むしろ、救世主かも知れない。オリジナルとも言える雅は国で保護するべきだ。 何度も「雅を倒す」と決意するエンディングを見せられてもなぁ。観客をナメてるな。こんなエンディングが二度も通用するかっ!(←本気で怒ってる) 【 『彼岸島』シリーズ 】 『2222 彼岸島 Vol.1』 『2223 彼岸島 Vol.2』 『2224 彼岸島 Vol.3』 『2225 彼岸島/Love is over』 【 三池崇史監督関連作品 】 『2161 着信アリ』 『0803 悪の教典 -アクノキョウテン-/序章』 『0802 悪の教典 -アクノキョウテン-』 『1061 神さまの言うとおり』 【 水崎綾女さん出演作品 】 『2143 トイレの花子さん [新劇場版]』 【 佐藤めぐみさん出演作品 】 『1981 L change the World』 『1982 World of change the World [ナビゲートDVD]』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.08 05:30:05
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