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2024.08.30
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カテゴリ:沖縄

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​2471 琉球奇譚 ウトゥルサムンヌ ミーブサムン てぃーち

ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
監修・出演 小原 猛
企画・エグゼクティブプロデューサー 小林 忠
演  出  高山創一
構  成  知念臣一郎
撮  影  砂川達則
音  声  山田 晋
編  集  又吉安則
      眞壁辰典
【 出  演 】
知念臣一郎
大城優紀


​※ジャケット(ウラ面)​

【 仕  様 】
型  番  RAK-049
製作年度  2015
製 作 国  日本
原  題  ----
発 売 元  株式会社楽創社
販 売 元  株式会社楽創社
価  格  本体 1,800円+税
字幕翻訳  ----
吹替翻訳  ----
吹替演出  ----
日本公開  ----
リリース  ----
収  録  46
サ イ ズ  16: 9
音  声  ----
字  幕  ----
そ の 他  片面1層、COLORMPEG-2、複製不能、
      DOLBY DIGITAL2 NTSC 日本市場向、
      DVD、セル or レンタル
映像特典  ----


​※ディスク​

【 ジャケット 】
オモテ面:----
ウラ面 :恐怖の向こうに
     真の沖縄の姿が
     見えてくる!
       沖縄怪異研究の第一人者、
       小原猛をナビゲーターに
       戦慄実話と秘蔵怪奇スポットを案内!
     目からウロコの体感型琉球怪談の世界!

楽創社からリリースされるDVDのジャケットは、基本的にイメージ画像が多い。恐ろしげな画像をコラージュし、色味を整え、雰囲気抜群に仕上げている。本作品もまた、ガジュマルの木に向かって立つ女の子に無数の手が伸びている。実のところ、本編の内容には掠ってもいない。() でも、これが何ともいい。小原猛さんの顔のドUPよりも数倍いい。……怒られる? これに勝てるのは、大城優紀さんしかいない!(←ま、そうだよね)

【 感  想 】
「ウトゥルサムンヌ ミーブサムン」

小泉八雲が集めたような昔ながらの怪談噺は好きだ。じっとりと怖いけど、どこか人間らしい愛嬌を残している。でも、稲川某からブームになった心霊実話は、あまり好きじゃない。妙に残酷で救いがない。聞いているだけで、何か悪いモノが憑いて来そうで、イヤだ。(何の根拠もありませんので、念のため)

本作品は、怪談話しと現地取材のリポートと飽きが来ないように2種類の表現が用意されている。古民家の座敷のようなところで怖い話しをするのは、小原猛さん。誰なのか存知上げなかったが、怪談話しの書籍などを出している方。
話しを聞くのは、「心霊レポーター」を名乗る大城優紀さんとディレクタの男性が一人。大城さんは、ちょっとフツーっぽいトコが良かった。ビキニで心霊スポットを歩いたりする「グラビアアイドル」の女の子に較べたら遥かに好感が持てる。私としてはビキニでフラフラされるのは大歓迎だが、本作品はマジメな作品なので大城さんで良かったと思う。沖縄はマジメなのだ。(←意味不明だけど、言わんとするところは分かる)

■1.飛び降りる女
マンションの前で不審な動きをするタクシー。降りて来た運転手は「いま女性のお客さんを乗せたんだけど、いないんだよ」と困惑顔。そのマンションには或るいわくがあった。
……というお話し。
定番の幽霊話しと実話がいりまじっているような気がするな。飛び降りた女がタクシーに乗ろうとする理由が分からない。(2つの話しを合体させた?)

■2.鎮座するもの
或るスナックで飲むと体調が悪くなる男性。その夜、男はカウンターで信じられないモノを見てしまう。
……というお話し。
お酒は飲まないので、バーとかスナックには縁がない。女の子がいっぱいいるラウンジには行くけど。女の子の胸元や〇〇〇が見えそうで見えないフトモモばかり見ていたら、カウンターに女のナマ首が1ダース並んでいても気が付かないと思うな。そういう意味では、女の子がたくさんいる店は健全だ。()

■3.削る音
いつものように《晴明祭》に集まった親戚一同。ところが、その日に限って「カリカリ」と何かを削る音が聞こえる。然も、男性だけ。やがて、帰る時になって1本の電話でその理由が判明する。
……というお話し。
北海道って悲惨な交通事故が多いような気がする。スピードが出るからだろうなぁ。寒いし。

■4.夫婦岩[現地取材]
那覇市内にある公園。男が首吊り自殺を図った岩を見に行く 3人。「こんなところで自殺?」と思うくらい街の中。でも、そこは拝所がある神聖な場所だった。なかなか興味深かったけど、うーん、「夫婦岩」って出て来た?

■5.SSSカーブ[現地取材]
恩納村にあるS字カーブが連なる場所は、神さまの力が強い神聖な場所。 3人は、御嶽(うたき)を訪ねて歩く。心霊レポーターの見せ場のはずだが、大城さんは全く前に出て来ない。慎ましくて良いなぁ。きっと「心霊レポーター」は本業ではないんだな。それにしても、のんびりした映像だった。

■6.でいご
家の前に立つ「でいご」の木が毎晩、夢に出て来て「首を絞める」と言う。助けを求められた造園業者の男は、でいごの木を枯らそうとする。
……というお話し。
木を枯らしちゃダメでしょ?

■7.ペア・シーサー
別れた恋人が夢に出て来て暴力をふるわれる女性。悩んでいると、ふと二人で作ったペアのシーサーのことを思い出した。彼女はシーサーを捨てようとするが、なかなか踏ん切れない。さんざん迷った挙げ句、彼女はマンションの5階からシーサーを投げ捨てる。
……というお話し。
窓からモノを捨ててはダメでしょ。然も、5階だなんて。誰か当たったら死ぬぞ。それこそ化けて出られると思うな。そもそも「体験」で作るのは漆喰で出来ている。陶器じゃないぞ。

■8.飛び降りる女2
ビルから飛び降りて死んだマスタが階段を上るのを目撃したバイトくん。しかし、そんなマスタを上階から見ている女性がいた。
……というお話し。
どうしても怖がらせようといるのがアリアリ。どこかの家政婦じゃないけど、男も女ものぞきたがるものなんだよ。特に男は女性の〇〇〇をのぞきたがる。(←オマエだけだ!)

■9.七つ墓[現地取材]
国際通りに近い《七つ墓》を訪れる 3人。そこは、かつて死者を弔った神聖な場所だった。ここでも大城さんは目立たず。ビキニになれとは言わないが、もう少し仕事をして欲しかったなぁ。……スクール水着でもいいぞ。(←お、ガマン出来ずに本音が出たな)

総じてアッサリした出来映えの作品だったが、よくある怪談話しをするOVやアイドルが心霊スポットを巡る企画モノとは、明らかにターゲットへのアプローチが違う。興味本位で心霊スポットを巡るのではなく、神聖な場所への敬意と畏怖が感じられ、随所に沖縄の古くからの信仰が見え隠れしている。いい作品だった。

興味のある方はどうぞ!

​【 『オキナワノコワイハナシ』シリーズ 】
『0567 オキナワノコワイハナシ1』
『0568 オキナワノコワイハナシ2』
『0569 オキナワノコワイハナシ3』
​​『0570 オキナワノコワイハナシ4』
​​『0573 オキナワノコワイハナシ5』
​​『0574 オキナワノコワイハナシ6』
『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』
『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』
​​『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』
​​『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』
『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』
『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』
『1908 オキナワノコワイハナシ 2019(令和元年)』
『2470 オキナワノコワイハナシ 2020 冬景』
​​『1909 しに怖い夜』


【 沖  縄 】​
『0209 群青/愛が沈んだ海の色』
​​『0566 琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。』
『1184 ニライの丘 a song of gondola』
『1910 島々清しゃ』
『1912 ドルフィンブルー/フジ、もういちど宙へ』
『1911 RELAXING VIEW OKINAWA/沖縄本島』
『2467 カフーを待ちわびて』
『2468 ていだかんかん/海とサンゴの小さな奇跡』
『2469 STAR SAND/星砂物語』

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Last updated  2024.08.30 00:00:25
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