1558 ラスト・コマンドー/女戦士と最強傭兵軍団
1558 ラスト・コマンドー/女戦士と最強傭兵軍団※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ティノ・ストラックマン 『バトル・オブ・ノルマンディー』・脚 本 ダン・ガリアッソ 『ダーティ・コマンドー/地獄の要塞』 サイ・ダン ノーマン・サイドロウ・撮影・編集 レモンド・フランソワ【キャスト】・ティノ・ストラックマン『バトル・オブ・バルジ』・アニカ・パンペ・テッド・マッギンレー『メジャー・リーグ3』・ジェイク・ビューシィ『エンジェル/哀しき復讐者』・エルヴィン・マンジェス 『グレート・エスケイプ/大脱走1944』※ウラ面【仕 様】・型 番 TWAD-1400・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 EXPENDABLE ASSETS・発 売 株式会社トランスワールドアソシエイツ・販 売 株式会社トランスワールドアソシエイツ・販売協力 ----・定 価 4,700円+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 approx.102分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (英語) 5.1ch・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、セル or レンタル・映像特典 オリジナル予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:私がヤツらを始末する!!・ウラ面 :孤高の女戦士が男を従え無謀な闘いに挑む! 命知らずの復讐を描くド迫力アクション!! 最・強・無・敵!炎と瓦礫の上に立つ女戦士、その背後には男たちが突撃銃を持って走る姿が描かれている。戦闘機やら攻撃用ヘリも見えるし戦車も描き込まれている。なかなか勇ましいイラストだが、バランスが悪い。女戦士なんか明らかにデッサンが狂っている。手抜きだな。(笑)ウラ面は一転して、本編からの取り込み画像で構成されている。こちらの出来映えは、まぁまぁと言った感じ。本編よりも、いい出来映えだ。【感 想】「撮るな!」やろうとしていることは分かるが、出演俳優さん皆さんが鈍重すぎて、まるでコントだった。アクション映画を撮るつもりなら、もっと肉体を鍛錬して貰わないと……。そもそも、『/女戦士と最強傭兵軍団』なんて副題を付けたのは、誰だ? 百歩譲って“女戦士”は許すにしても、“傭兵軍団”はシロートの娘にカンタンに全滅させられるんだぞ。どこが“最強”なんだ?(笑)――傭兵のロジャーは、民間の軍事会社から依頼を受けて東欧の小国に遣って来る。その会社が治安維持のために派遣した部隊が、何者かに襲われたと言う。犯人を見つけ出すことが傭兵たちに課せられた任務だったが、驚いたことに相手は姿を見せないスナイパーだった。ひとり、また一人と倒されて行く。1人残ったロジャーは、裏をかいてスナイパーと相まみえるが、相手は若い女だった。たった一人で、狙撃銃やボウガン、ブービートラップで傭兵部隊を全滅させたのだ。その見事な手際に感心したロジャーは、彼女から事情を聞くが、それは彼が受けた状況説明とは正反対だった。……というお話し。序盤の描写は、まるでジョン・マクティアナン監督の『プレデター』みたいだった。カット割りまで同じに見えた。監督さんが好きなんだろうなぁ。監督は、ティノ・ストラックマン。ロジャー役を演じるのも、彼だ。脚本も書いている。『バトル・オブ・ノルマンディー(11)』『バトル・オブ・バルジ(14)』と、似たような戦争映画ばかり撮っている。でも、そのわりには、ミリタリー面でのこだわりが見られない。(もしかしたら、こだわっているのかも知れないが、そんな風に見えない)いやいや、アクション映画なんて方便で、冒頭の女性2人を侍らせたシーンを撮りたかっただけなんじゃないか?(私も侍らせたい)もしかしたら、女性がハダカで水浴びをするシーンを撮ることが主目的かも知れない。(彼女は、どこに銃を隠していたんだ?)正直、それ以外に見どころは、ない。(爆)もう少し俳優さんたちの体のキレが良かったら、違う印象だったかも知れない。もう少し脚本が練られていたら、説得力のある物語になったかも知れない。もう少し女戦士が肉感的なボディだったら、また違う楽しみ方が出来たような気がしないでもない。もう少し監督さんに器量があって、脚本や主演をプロに任せていたら、ちっとはマトモな作品に仕上がる可能性があったやも知れぬ。いやいや、ティノ・ストラックマンが監督からも手を引いて、全く関与しなければ、企画段階でボツに出来たかも……。それって、「撮るな!」ってこと?ま、ありていに言えば、そう言うコトだな。(笑)いずれにせよ、本作品は平均点以下の出来映えだったし、仕上がり具合いもよくないから、とてもオススメしようなんて気は起きませんけどね。