2008/03/03(月)15:19
音のない嘔吐
2歳2ヶ月の栞は、昨日の昼から風邪を引いた。
正確にはマチャの風邪が私と栞に移った。
昨日、11:15、ぐったりして顔が熱かった。
体温39.2℃。意識ははっきりある。
両わきの下をクーリングして寝させる。私も添い寝する。
12:00、仰向けの栞の体が波打つようにビクビク動き、
両眼を見開いて、唇が紫になる。
熱性けいれんか?・・・と思いきや、嘔吐だ!と直感。
すぐに起こして長座させ、ゴミ箱に嘔吐させる。
鼻と口から朝食の内容物が出る。血が混じった異常なものはない。
危なかった・・・。
ビクビク動いて、両目を見開き、唇が紫になった時、
嘔吐物が喉に詰まっていたのだろう。
だから鼻からも嘔吐したんだ・・・。
私が栞の異変に気づいて長座させるまで、
栞からは何の音もしなかった。
だから、もし添い寝しないで離れていたら、
気づかずに、栞を窒息死させていたかもしれない。
恐ろしい。
背筋がゾッとした。
それから、急に栞の状態が悪くなった。
悪寒でガタガタ振るえて、熱が40.3℃まで上昇。
解熱の座薬を挿し、悪寒が止まって発熱しきった所で
再度、両わきの下と頭をクーリング。
市販の子供カゼシロップを内服。
幸い、排尿があり、意識もはっきりして、麦茶も小まめに飲めるので、
病院には行かずに、自宅で様子観察。
その後は嘔吐なく、時々、熱でうなされながらも一晩、良く眠る。
今日、3月3日(月)10:20、37.3℃に解熱。
12:30、自分で起きて来たので、ヨーグルトを食べさせ、嘔吐なし。
いつものご飯量をお粥にして、海苔の佃煮で2/3食べる。食欲あり。
回復してきている。
今回の教訓
子供の体調不良は、劇的に状態が変化するので、
落ち着くまでは、側にいて観察する!絶対に離れない!
布団にはバスタオルを敷き、汗と嘔吐に備える。
枕元には体温計、嘔吐させる容器、ウェットティッシュを常備させる。
とにかく嘔吐が怖い。
高熱で具合の悪い子供は反射も鈍っているのだろう。
嘔吐物が詰まっても、むせる事で回避できない時がある。
音もなく嘔吐するから、親は注意深く観察しよう!
今回は、以上の事を身にしみて学んだ。