カテゴリ:あかでみっく
きょうも大阪は快晴。 休日は新聞をすみからすみまで ゆっくりと読めるのがうれしい。 神戸芸術工科大学の花田佳明教授が 「下宿はすでに死語」と今日のコラムに書いていた。 大辞林によると げしゅく 【下宿】 ある期間部屋代や食費などを払って他人の家の部屋を借りて生活すること。 また、その家。 「東京で―する」「―人」 70年代、地方から通う大学生の住まいといえば、このスタイル。 学生だった80年代にはでもアパートが主流やったけど 下宿屋もまだかなり残っていた。 その頃の学生のアパートは、 4帖半から6帖ぐらいの和室に押し入れというのが基本スタイル。 トイレはほとんどが共同で部屋には無い。 小さな流し台が玄関わきに付いているか、共同炊事場。 そうそう、ガス玉というのもあった。 共同のガスコンロを使うためのコインみたいなもの。 風呂付なんて超リッチ。 顔なじみの不動産屋のおやじさんによると 90年代ぐらいから学生は風呂無しのアパートを敬遠しだし 主流はワンルームマンションになったらしい。 大阪や京都では人気の中心が家賃5~8万円台のワンルーム。 10~20万ぐらいのマンションを借りる学生も2割ぐらいいるそうだ。 最近家賃35万+駐車場3万の高層マンションを借りた女子大生がいたらしい。 確かにこうなると「下宿」なんて言葉は意味が違う。 お父さん、お母さん、ちょっと甘くない? 安全とプライバシーを混同する風潮があるけれど むしろオートロック&セキュリティ対策万全のマンションより 下宿のほうが、いろんな意味で安心やと思う。 「若いうちに苦労させろ」というのも死語になったのか。 下宿や銭湯、共同生活のアパートといった 色んな人とのコミュニケーションを体験することや 限られた条件で生活するテクニックを身につけることが大切。 親の平和ボケを子供に伝染させないように もう一度「下宿」を見直したい。 ●Tシャツはじめました Tzans T-zans Tザンス ティーザンス アート 芸術 Tシャツ 雑貨 ファッション といざんす トイザンス toyzans トイザんス といちにゃん amaco AMAco. エイメッコ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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