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ギラギラ太陽。これはもう夏日か。
最高気温は33度の予報。金曜日のオオサカ。
昨夜もネココがやって来たが
子供は連れてこない。まだ？

ドイツでは市民農園がさかんで
各地に公的な畑の賃貸制度があり
クラインガルテン（小さな庭）と
呼ばれて親しまれている。
以前から話には聞いが日本の家庭菜園と
同じ様なものをイメージしていた。

たまたま資料探しをしていた時
あるクラインガルテンの写真を見て
まったく思い違いしていたことに反省。
日本でクラインガルテンと名乗っている所はあるが
これはむしろ宅地開発の手法なのかもしれない。

花を植える人、野菜を作る人
孫を連れてバーベキューを楽しむ人。
本格的な庭作りを楽しむ人…
とにかくそれぞれのガルデンが個性的。
協調をしながらも自由に楽しんでいる。

ガルテンにはそれぞれ
ラウベと呼ばれる小屋が建っている。
これが、また個性的でかわいい。
おしゃれなティールーム風もあれば
田舎農家の納屋のようなものもある。
使い方もそれぞれで
単なる道具小屋から
別荘代わりに住めるようにしたものまで。
日本なら画一的なログハウスになりがちやけど
ここではそれぞれが個性を競っている。
ガルテンの人気コンテストもあるそうで
とにかく老いも若いも
「楽しんでます」感が伝わって来る。

クラインガルテンの維持費は
だいたい15,000～20,000円／月あたりが相場。
このなかに火災や盗難のための保険料も含まれている。
最初はラウベを建てたり前の所有者から買い取ったりする費用と
整備する費用が50万円ぐらいは必要との由。
これを高いと感じるか安いと感じるかは
そこで何を楽しめるかによる。
セカンドライフのほうが楽しいという人もいるやろし…

なにかというとロジックに
「エコライフ」「田舎暮らし」一辺倒になってしまう日本人。
都市と田舎の2極論ではなく、まして開発でもなく
ゆるゆると土の上の生活を楽しめる「気分」が必要。



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