▼夢の超特急

Nov 30, 2008

(8)

カテゴリ：メカ

JR西日本

ぽかぽか快晴日曜日オオサカ
11月も今日で終わり。
おウマは武豊騎手不在のジャパンカップ。
3世代のダービー馬の戦いが見物。
しかし伏兵も多くてアナ党楽しめそう。

初代新幹線「０系」の引退ニュース。
勝手なもので、
０系にあたると「窮屈やなぁ」と
はずれな気分になっていたのに
あの愛嬌のあるフォルムが
消えてしまうとなると寂しい。
同じように思う人は多いようで
ネットでも「０系」の検索が
集中しているらしい。

子供たちの憧れだった新幹線。
東海道新幹線開業前からワクワクして
心待ちにしていたのを覚えている。
手塚治虫さんの鉄腕アトムの世界が現実になったようなもの。
新幹線はまさに未来からやってきた「夢の超特急」。

運良く当時府会議員だった祖父に
開業直後に乗せてもらうことができた。
もちろん「乗る」ことが目的。

コップの水が溢れない静かな走り出しと
「只今、200キロで運転しています」のアナウンスを
聞いた時の感動は今でもはっきり覚えている。

当時の新幹線の売りのひとつが
特急列車なのに食堂車がないこと。
新大阪～東京間が3時間10分。
つまり食事を取る間もないほど速いということ。
とはいえ小腹が空くひとやちょっと飲みたい人もいるわけで
かわりに用意されたのが展望ビュッフェ。
そこに祖父に連れられて行った時は
すごくおしゃれな場所のような気がした。
今見ると場末のスーパーのスナックコーナー。
やはり時代の流れを感じる。