日本のチェーホフと呼ばれる岩松了監督の作品。
主演は「時効警察」のオダギリジョーと麻生久美子の最強タッグ。
てなわけで、観ないわけには行かないでしょう!!!と意気込んで鑑賞。
感想…よくわかんない。
突っ込んで考えれば一応納得のいくものではあるけれど
ひとつのエンタテイメントとして気軽に楽しむってなると、ちょっと微妙です。
ストーリーは父と二人暮らしの民男(たみお)は引っ込み思案で奥手。
そんな息子に幸せになってもらいたいと見合いを持ちかける父。
度重なる見合いをことごとく断り続けるも、何回目かの出会いで理想の女性・瞳さんに出会い、結婚することに。
さて、結婚までのいろんなことで「しあわせ」を考え直した時、なにを「しあわせ」っていうんでしょう。
この作品は賛否両論だと思います。
私は岩松監督が「日本のチェーホフ」と呼ばれる所以を知った気がします。
父と息子と息子の婚約者は点と点を結ぶ線にはなれるけど
家族という面を作ることが出来ないということに、民男親子が気づいてしまったがために
思わぬ結末へ転がってゆく……ような気がします。
ちょっと意味わかんないですよね。
興味ある方は見てみてください(笑)ん、こういうことか、と知っていただけるはずです。
『たみおのしあわせ』
HP⇒http://tamiono.jp/indexp.html