テーマ:ひとり言・・?(17567)
カテゴリ:詩人になりたい
[提供] アビステーション(お気に入り登録) 似顔絵サイトがあったので作ってみました。 一人は寂しいので彼女も作ってみました。 並べてみたら良い感じなので、ここに載せてみました。 ・・・・・・ム、ムナシイ・・・かも・・・・・・(笑) ***************************************** 「それでも君が好きだった。」 好きって言わなければ良かったのかな? でも君の声が好きだった。 僕を呼ぶ君の声が・・・。 僕は一方的に奪うだけの人間なんだ。 君を傷つけるだけなんだ。 君は奪われていくだけで良いのか? 君の気高い精神を汚し、清らかな肉体を欲しているだけのこんな僕に・・・。 「きっと僕たちは合わないんだよ。このまま別れた方がいいんじゃないのかな?」 「ダメ!逃げないで!あなたは卑怯よ、私の気持ちはどうでもいいの?」 「君の気持ち?錯覚だよ、それとも幻想かな?」 「違うわ!私は自分の気持ち、ハッキリ言える!あなたが逃げてるだけよ!」 「そうかな?僕は君のためを想って・・・」 「私のため?ウソ!自分のためでしょう?・・・あなたはいつもそう。傷つくのを恐れて、惨めになるのを恐れて、逃げることしか出来ないのよ。」 「違うよ。僕は君と付き合えるのはとても嬉しいよ。何よりも望んだことだったし・・・」 「じゃあ、なぜ逃げるようなことをするの?なぜ似合わないなんて言うのよ。」 「・・・きっと君は僕のこと嫌いになるよ。僕はそれが怖いんだ。」 「だから、逃げ出すの?あるかどうかも分からない未来を恐れて。」 「そんなこと言ったって、君の気持ちなんて分かるわけ無いじゃないか? 本当は僕のことそれほど思ってないかも知れないじゃないか? 僕のことなんてどれほど好きだというんだよ。分かるわけ無いじゃないか!?」 「私の好意は無意味だと・・・そう思うわけ?あなたに見せる笑顔も優しさも意味は無かったと言うの?」 「分からないよ、そんなこと。どうして僕に分かるんだ。」 「確かめたら良いじゃない?聞いたら良いじゃない?私はここに居るわ。」 「・・・・・・」 「・・・」 「もういいだろう・・・。」 「ダメ!逃げちゃダメ!あなたは一生逃げることになってしまう。」 「いいよ、もう。」 「ダメ!ダメなのよ・・・分かり合えるまで・・・お互いに納得するまで話し合わないとダメなのよ。」 「・・・それは・・・無理だよ。」 「どうして!?」 「・・・僕は、ナルシストなのかもしれない。ただ自分が可愛いだけなのかもしれない。でも、自分を失くすわけにも・・・嫌いになるわけにもいかない。」 「どういう意味なの?」 「・・・君に屈服して・・・君の奴隷には・・・なれない・・・なりたくない・・・」 「・・・何を言っているの?私がいつあなたをそんな風に扱ったと言うのよ!いつだってあなたのためを想って・・・あなたのために言ってるんじゃない!」 「・・・君は、僕を思い通りにしたいだけじゃないのか?」 「違うわ!そんなこと、想ってない!」 「・・・分からないよ・・・一人にしてくれないか・・・」 「・・・私をひとりにしないで・・・」 自分の想いを否定し彼女の想いを否定するならば、その先に何があるというのだろう? 僕は彼女に愛される努力をしたのだろうか? 僕は彼女に何をしてあげられるのだろう? 何を与えることが出来るのだろう? 何が出来るのだろう? 僕よりも僕に無いものをたくさん持っている彼女に・・・。 全てを失う・・・まだ見ぬ未来を恐れて・・・それを今さら後悔するというのか! ままにならない間違った選択。 愚かな選択。 二度と元にはかえれない。 その選択にもしは無い。 ただ答えの無い命題を求め続ける・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2004年09月23日 05時01分33秒
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