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カテゴリ:本
さる方が、書いておられました。
「本は、自分の知識を確認するために読む場合と、知識自体を得るために読む場合がある」と。 知識を確認するために読むなんてと、思うかもしれませんが、定着させ、無意識の知恵に昇華させるためには、必要なものだと理解しています。 「常勝キャプテンの法則」は、タイトルからして、想像がつきそうな内容で、キャプテンシーについて、私としては、確認すために読んでみようと思った次第でした。 ですが、驚くとに、さにあらず。 泥臭く、目立つことなくチームを支える者が真のキャプテンと、繰り返し力説され、新たなキャプテン像が浮かび上がってきます。 エピソードとしても、面白かったのは、サッカー王国ブラジルのキャプテン事情。 ブラジルは、この「常勝キャプテンの法則」が知恵としてわかっていたのか、以前は、エースじゃない人がキャプテンになっていたらしいのです。 それが、こないだのワールドカップでは、エースのネイマールがキャプテンになり、惨憺たる結果となりました。やはり、いろいろな重圧がネイマールに集中していたのでは?とされています。 そんな中、今回、代表を率いるチッチ監督は、キャプテンを選手の持ち回りにして、圧力を分散しているとか。 「常勝キャプテンの法則」では、持ち回りキャプテンはタブーとされていますが・・・ロシアワールドカップでは、どうなるのでしょうか? 楽しみが一つ、増えました。 さて、この本の新たなキャプテン像に相容れないのは、サッカーのマラドーナくらいではないでしょうか。 やっぱり、マラドーナは別格と、妙に納得できたのも、マラドーナファンにとって、うれしい収穫でした。 常勝キャプテンの法則 スポーツに学ぶ最強のリーダー【電子書籍】[ サム ウォーカー ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 20, 2018 06:42:31 AM
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