四十の手習い フライフィッシング修行中

2016/10/09(日)21:22

エラスティックショックバット初体験@増井養魚場

管釣り(12)

管釣りに通ってる人にとっては、何を今更って話でしょうが、 エラスティックショックバット(ESB)が管釣りのショートバイト対策にいいと聞き、 3-4年前に買ったまま放置していたのを思い出し、 増井養魚場さんのイブニングで試してきました。 増井さんは女の子と来るって感じのところじゃなく、まぁ管釣りらしい管釣りです。(^^ゞ ポイントカードをみたら前回訪問したのは平成23年で、フライで来たのは初めてです。 車の気温計は31℃。コンディション的にはヤバいです。 午後3時に現着すると、マーカー釣りが難しそうなくらいの波が立ってます。 釣り人は入り口寄りのところに固まっており、管理小屋付近には全然いません。 水深は最深部で2-3mだそうですが、水は緑色にかなり濁っていて、透明度40センチ無いくらいでしょうか。管理棟前の水面には生命反応がありません。 人が居ないってことはそーゆーことかと一瞬思ったものの、場所が悪くてもフライで釣れないってことは無いだろうと思い、管理棟前で釣り開始。 シュミット904、OH&Dプロフェッショナル+0.8mm60センチのESB+テーパードリーダー4X+ ティペット0.6号にソフトハックルを結びスローリトリーブします。 しかし!まったく反応がありません。アタリに気づいていないのか、 魚が居る場所が偏っているのか、魚の居るタナにフライを通せてないのか、濁りで魚がフライを見つけられないのか、超スレまくっているのか。一方、入り口近くの釣り人達が釣っているのは何度も目撃しました。 OHで後ろの忌まわしい針金にフライを引っかけて失ったところで表層の釣りを諦めます。 フライラインをOPSTコマンドヘッド+スペイティップショート・インターに変更し、フライを黒のビーズヘッドマラブーに。 コマンドヘッドの必要性は無かったのですが、#4ロッド用のシンキングラインが無かったので。 20秒程度沈めて引っ張って見ます。しかし、反応がありません。 放水パイプのところに張り付いていた釣り人達が移動したすきに投げてみますが、やっぱり反応なし。(;゚ロ゚) 奥の方(狭い方)に移動して、塩焼きサイズがやっと1匹来ただけです。 気がついたら残り時間40分もありません。管釣り侮れず。 このままではESBのテストにもなりません。 このままでは管釣りの2時間に中禅寺湖と同じ金払って1匹で終わりそうな状況。 絶望で心が折れそうに・・・。 そー考えると、中禅寺湖はパラダイスです(釣れさえすればですが)。 ふと入り口の方に目をやると、満足した釣り人が帰っていったのか、スペースが空いていました。 おこぼれに預かるみたいでしたが、恥を忍んで其処に移動しました。 すると、時合いなのか、水面に生命反応多数!。 管理棟前に目をやると、水面の生命反応は乏しく、やっぱり魚はココにたまっていたようです。 さっさと移動するべきだったのに、遠慮して時間を無駄にしました。orz 管釣りに遠慮は要らんかったのです。 で、急いで沖にキャスト、浮いている魚を狙って着水ノーカウントでリトリーブしてくると まもなくヌーンというか、モワッというか、なんかノロでも引っかけたような違和感があり リトリーブでアワセつつロッドを立てると「あら、やっぱり魚がかかってた」状態。 ほぼワンキャスト1キャッチの入れ食いです。 それまでの1時間20分はなんだったのか!? 隣でやっていたフローティングラインのジーサンフライマンを尻目に釣れまくります。 管釣りはこうでなくっちゃ。 釣れてくる魚は25-30センチ位のニジばかりですが、魚は元気なので#4ロッドでもそこそこを楽しめます。 手前ではアタリがないのでヘッドまで来たら直ぐにペリーポークで打ち返しします。 結局17時のタイムアップまで、何度かバラシつつもほぼ入れ食いが続き、最後はライン回収の巻き取りでも釣れて納竿となりました。ネットを使うサイズの魚は釣れませんでした。画像は当然なし! 結局ESBの何が良いのかって話ですが、魚が違和感を感じにくいので、アワセるまでの時間に余裕があるってことだと思います。コツンてアタリよりもヌーンてアタリの方がアワセやすいですよね。 よって、今更ですが止水のポンド型管釣りでは有効だと思いました。 不思議なことに?フライは全て口にかかっており、飲み込まれることはありませんでした。 アワセ方ですが、向こうアワセだと勝手に思っていたのですが、積極的に合わせないと駄目です(当たり前か!)。 ヌーンとアタリがあったとき、 中禅寺湖でやっているように明らかに乗るまでロッドを立てずにファストリトリーブでアワセたり どこかのブログにあった腰を回してロッドを横に振ってアワセたり いろいろ試してみましたが、自分的には中禅寺湖方式がバレも少なく良い感じでした。 やっぱり完全に乗る前にロッドを起こしてしまうとバレる確率が高いですし、ロッドを煽っちゃうとたぶんその魚はフライを追ってくれません。一方、ファストリトリーブのアワセなら、もし乗らなくても追い食いや別の魚が咥えてくれることも期待できます。 大型は沈めたら出たのかもしれませんが、時間切れで試すことが出来ませんでした。 ESBを使って大型の硬い口にきちんとフッキング出来るのかってことが懸念されますが、 それは次回は丸沼か白河で試してみたいと思います。 あ、中禅寺湖では使わないと思います。念のため。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る