2009/07/18(土)15:00
脳指紋は初耳でした:科捜研の女4
本日のテレビ朝日の科捜研の女4はちょっと驚きました。途中から見たので中途半端ですが脳指紋というのは知りませんでした。以前見たことがあって記憶にあるものを再度見るとP300という脳波がでるらしい。だから犯人しか知りようのない物や現場写真などを見せればその人が犯人かまたは目撃者だということがわかるというのですね。
今日の番組では交通事故に会って記憶喪失になった重要参考人?(多分)をこの検査にかけ殺害現場にいたことがわかるが犯人かどうかは特定できない。そのとき特徴のあるメガネにも反応したことに注目し関係者からそのメガネの所有者を特定して脳指紋検査で二人を対面させると会ったことがないはずなのにP300の反応がでてメガネの所有者が犯人であることを突き止めることができたというものでした。
まぁ記憶喪失者にこのP300でいわば証言と同様なことをさせることができるということを浮き彫りにしたんでしょうが苦労してシナリオを書いているわりには脳指紋検査の有効性を十分描ききったとはなんか思えませんでしたね。
むしろ犯行現場の状況から知り合いの犯行なのはみえみえなのですから通常捜査から関係者をしぼってのきなみこの脳指紋検査にかけたほうが早いでしょうという気がしないでもない(^^ゞ。まぁ最初から見てないのでよくわかりませんが。
ただこれも昔のDNA鑑定と同じくいまのところ99パーセントぐらいの精度らしいのでまだ証拠として使えるかどうかどうなんでしょうね。精度がよくなって証拠として使えるようになるとけっこう重要な場面で貴重な証拠を提供できるようになるかもしれませんね。
★沢口靖子/新・科捜研の女’06 VOL.4