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奈落 by ガイア教

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September 24, 2008
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カテゴリ:追憶の鏡
連なる 螺旋 連鎖 輪廻 
呪いだとか 恨みだとか 怒りだとか 哀しみだとか 
感情が 連鎖 螺旋 輪廻 
生への 執着だとか 遺恨だとか 侮蔑だとか 憎悪だとか 
螺旋 連鎖 輪廻 いつまで 続く のか 
陽がのぼるように 月がのぼるように 繰り返す 

結局、今日の昼過ぎに続きを見た。 面白かった。
呪怨・呪怨2で特徴的なことといえば、時系列ではないということ。
実際には同じ時間帯で進んでいる話が前後して映像化されている。
全く同じ映像を数度使っているのもその効果を狙っているからだと思う。
時間は巻き戻り、あるいは未来を指し示し、時間軸は交錯する。
たぶん、何回か観ないと正しい出来事の順序がわからないかもしれない。
ただ怖いというだけで終わるのではなくてそういう観方も1つあるかもしれない。

なんで引かれたのかもわかった。今の自分が時系列に従って考えてない。
1つの出来事を、異なる人格でそれぞれが経験し直すように思考が進む。
見方が変わり、立場が変わり・・・結果も変わる。

呪怨シリーズは同じ場所が幾度となく使われる。
例えば、呪怨2で酒井法子演じる京子が死ぬ場所も呪怨で出てきている。
細かい演出としては、要所要所で伽椰子や俊雄の姿をさりげなく入れている。
家に入るシーンでは2階の窓であったり、ガラスに映った一瞬であったり。
いつでも、どこかにいる、見つめている、そういう存在感も恐怖を誘う。
ドコカに何かがいる、それは恐怖心の基本的な位置付けにあるところ。
闇に対して恐怖感を感じるのも、なにかがいるかもしれないという心理から。
かつて捕食者ではなく被食者であった頃の人の記憶・本能ともいわれる。

呪怨シリーズは、貞子シリーズと並んで高い評価を得ている。
それは、純粋に恐怖だけを追及していることでもあるといえる。
身近なものからの恐怖。それを連ねていくことで恐怖の連鎖が起こる。

呪怨2では呪怨の輪廻、連鎖が描かれている。
・・・これか。これが引かれた最大の理由か。(謎w
エンディングでは違う映画をふと思い出した。
それは・・・オーメン4。 ダミアンとしてのオーメンは三部作で終わった。
オーメン4は、ダミアンの息子が生を受ける話だ。
業(ごう)というものは、輪廻・連鎖していくものなのかもしれない。
ならば、犯罪者が死刑にいたってもまた輪廻して生まれるのではないのか?
そんなこともふと思った。

転生した伽椰子はドコへ行くのか。 余韻が残るエピローグだった。

呪怨。
つよい恨みを抱いて死んだモノの呪い。 それは、死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。 その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。


ふと思うことがある。なぜ殺された者ばかりが主役になるのだろう?
なぜ、自殺した者が主役にならないのだろう? なぜ?
つよい恨みを抱いて死ぬとは、自殺でも当てはまること。
自殺に追い込んだ者は呪われることはないとでも言うのか?
そんなことはありえないということを知っているのか?
「怨」はいつでもどこでも存在している。自殺の連鎖があるようにね。
自殺を肯定しかねないからタブーなのかもしれない。
自殺することで呪殺が可能なら、増えてしまうかもしれないから。
でも、心霊現象なんていわれているものの大部分が自殺者だって知ってるかい?
自殺は死亡者の死因のトップクラスだって知ってるかい?
本当の呪怨は、自殺から発するものかもしれない。
肉体なんてものに縛られなければ、なんとでもなる。

MAN





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Last updated  September 24, 2008 06:49:02 PM
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