レビューの「評点」のつけ方

どうも、勘違いしている人たちが多いようなので・・・。 ・・・わからない人にはわかりにくいだろうけれども、 公営競技・ボートレースに使われるモーター（ガソリンエンジン）。 396.9cc（排気量） で 32ps（馬力）のエンジンですが、 このモーターは各ボートレース場で保管しているもので、 レース開始前日（前検日）に抽選で選手に貸し出されます。 このモーターには、当然のように調子の良し悪しがあり、 中でも非常に調子のいいモーターを「超抜モーター」（エース機）と呼びます。 しかし。そのモーターは別に優れているというわけではありません。 296.9cc,32psの性能がそのまま、あるいはそれに近い状態で出ているモノです。 すなわち、他のモーター、特に「ワースト機」と呼ばれるものは、 額面通りの性能が出ていない、どこかが壊れた（故障した）モーターということです。 「超抜モーター」（エース機）のことを 「バリバリ機力があって誰が使っても勝てるようなモーター」 と説明する人はいますが、勘違いも甚だしいものです。つか、バカでしょう。 正しく性能を発揮しているのがソレなのですから。 そう、「正しく動く（普通の）エンジン」が「満点評価」なのです。 ナニが言いたいのかというと・・・ レニュー評点は満点（５）が基準であって、 欠点になる点があれば、それから減算されていくべきものだということです。 ちゃんとした欠点の指摘の記述もないのに、 その商品に対して評点で４や３を付ける人、ナニ考えてるのかわかりません。 参考にならないレビューとしかいえません。 「期待を込めて」などというレビューはそれ以上に参考になりませんが。 （「期待を込めて」レビューは禁止するべきじゃないかと思いますね） 特にＡＭＡＺＯＮでは店舗評価をよくするのですが、 大抵は問題がない旨を書いて☆５つ評価しています。 別に優れているから☆５つではなく、 額面通りの仕事をしてくれていればソレです。（配送や商品状態等） （AMAZONは特に中古市場は店舗評価がモノをいうので。） 皆さんが必ず受けたことがある「テスト」だの「試験」だの。 あれも標準は満点で、間違っているからそこから減算されるものです。 欠点がない（不正解がない）から満点なのです。 平均点を超えていればよいという考え方もあるかもしれませんが、 全員が１００点とれば平均点も１００点です。 そんな風に捉えるべきだと思っています。 正解があるから点数が付くと思っている人は多いと思いますが、 物事、逆の面から見ることは非常に重要なものです。 日常生活のあらゆるものに関しても、ね。 まとめ： テスト（試験）っていうのは、 正しく理解していれば満点を取れる問題しか出ません。 店舗や商品の評点も同じ。 正しいことをやっていれば店舗の評点は満点。 額面通りのものならば商品の評価は満点。 そういうものでしょう。 ではこれで。 2020.12.21 17:45記述  20:30予約公開