企業内人事配置で雇用の維持を
先日、中小企業家同友会で 緊急融資制度(セーフティーネット)や助成金【中小企業緊急雇用安定助成金) にかんする緊急勉強会をしました。特に下請け関係の製造業(広島は特にマツダ関連の事業所が多い)の場合、発注企業に従い、週休3,4日の企業が増えています。今回の利用しやすい 雇用安定助成金を利用しての雇用の維持を図るところが増えそうです。当社も、現在運転資金には困っていませんが、将来の不安に対処するため、セーフティーネット緊急融資制度を利用して、運転資金の確保の予定です。商売をしていると、先のみとうしが読めないのが一番不安です。大手企業では、企業内で配置転換し【子会社従業員をも含む)雇用の維持を図ることにするそうです。今回の大不況を乗り越えるためにも、給与はさておき、雇用の維持が一番大切だと思います。雇用保険による支出や生活保護世帯の増加よりも、補助金で雇用の安定が図れれば、社会が安定し、明日への希望がわいてくるのでしょう。以下記事転載三菱重工やIHI、工場正社員を「期限付き配転」 雇用維持狙う 造船重機大手が急速な生産減少に対応するため、工場の正社員を期限付きで配置転換する。三菱重工業は印刷機械などの工場で働く約90人を重電機器の工場に派遣。IHIは農機関連子会社の従業員約50人を造船子会社などに短期間出向させる。事業分野の広さを生かし、減産を進める工場から稼働率の高い工場へ一時的に人員をシフトすることで雇用を維持する狙いだ。 三菱重工の「期限付き配転」の対象になるのは紙・印刷機械事業部(広島県三原市)と、フォークリフトなどを製造する汎用機・特車事業本部(神奈川県相模原市)、工作機械事業部(滋賀県栗東市)の3工場。4月までに各工場の一部正社員を、原子力機器や発電タービンを生産する兵庫県内の2工場などに移す。期間は1年以内で、賃金水準は変えない。