高額な塗装代の原因→ちょっとしたスリ傷の補修★裏ワザ★
最近の新車には 「特別塗装色」 なるカラーが存在します。 コレは通常に選べるカラーのほかに プラス幾らかでその名の通り 特別なカラーを選択できるんです。 ですが、この中には… 特別な塗料(角度によって色味が変わるetc) を使っているために 修理する際に塗装代が べらぼうに高くなってしまうケースがあります。 今回、ニッサンのNBBも同様です。 セレナに使われている赤ですね。 左のリアドアをフェンスに当てて 横2cm縦30cmほどのキズがあり 塗料が剥がれてしまってます。 ディーラーだと 驚くような見積り額を提示されますが 当社でも取り扱ったことがない新色を作る際は その特殊で高額な塗料を仕入れるため 初期費用がかさむので 安くしてあげることが不可能です…泣 そこで 自分がお客様に試しにお勧めしているのが 「純正タッチアップカラーによる補修」 『ナメとんのか?』 と思われる方はこの先は読まないで下さい。 当方はマジメにやってますから。 このカラーを使って スリ傷を埋めるように筆塗りします。 決して一度で厚塗りせずに 根気よく塗り重ねます。 キズが埋まるまでは 乾燥も含めて1時間以上、6回重ねました。 さすがにキズが埋まる時には 周囲にもダンゴ状に 塗料が付いてます。 そこで次なる作業。 『平滑に削り落として磨く』 マル秘道具を使い 筆塗りした塗料を削り落とします。 少し余計に残した状態で 更に全体的に バフレックスにて研磨します。 この状態でキズが かなり見えにくくなっていると思います。 (実際にほぼ判りません) 仕上げにポリッシャーで研磨すると… 磨きながら 自分でも見誤るほど キレイに仕上がりました!!!! お客様もダメ元という気持ちだったらしいですが ここまで判らなくなると さっきまでの落胆ぶりはどこへやら 「またブツけても大丈夫やね♪」 いえいえ。汗 このくらいで済んで良かったですね♪ 後日、 このドア一枚だけ ガラスコーティング施工しましょう。