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2019年06月27日
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カテゴリ:日本語
少し前、もうSale札の付いたTシャツをスーパーマーケットで買った。
ラベルに「杢」と書いてあったので何のことかと調べてみた。商標と言うべきかラベルと言うべきか迷ったが、商標は厳密には意味が異なるようだ。
杢は木材の意味からファッション用語になっているようだ。
木材用語としては、種々の原因により、通常の板目・柾まさ目とは異なる模様が材面に現れた木目。木目というときは,とくに年輪を意識していることが多い。装飾的価値のある木目が杢(もく)である。
ファッション用語としては、杢【もく】とは、木目のように、濃い色と薄い色が混ざり合った色の生地のことを言う。
濃い色の綿と薄い色の綿をたたいて紡いだ糸を使って編み上げているので遠目には1色に見えルが、よく見ると濃淡2色が混ざり合っている。例えば「グレー杢」なら濃いグレーと薄いグレー、「ブルー杢」なら紺色と白または生成りの綿を使う、とあった。
私が買ったTシャツには細い横縞が入っており、木の木目のように、濃い色と薄い色が混ざり合っていた。
なぜ「杢」が気にいったか、じゃなく気になったかと言うと、300年ほど前のわが先祖の当主に「杢助」がいたことを家系図で知っていたからだ。杢助は当時としては稀有な85歳の長生きだった。徳川8代将軍吉宗の時代に生きていた人物だ。
杢とは字体からして大工の類いと思ったが、わが先祖は地侍か百姓のはずだ。しかし杢は侍にもよく使われていたようで、杢之助や杢右衛門や杢之進といった名前がよく出てくる。「元の木阿弥」も杢阿弥といったのかも知れない。
ネットを見ていたら、瘤山杢ノ助という材木屋さんがあった。
     杢のTシャツ
               





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最終更新日  2019年06月27日 13時59分12秒
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