ついさっき、北海道で地震があったようですね。
先日、泊原発再開が決定されたようですが、
「あ~、こりゃ、北海道で地震起きるわ。。。」と、思いましたが、
案の定ですね。。。
(武田邦彦氏弁)
北海道の泊原発っていうのがあるんですが
それの再開問題、
定期検査後の再開問題というのが問題になっています。
政治的にはいろんな事があると思いますが
私は科学的技術的に見て、全然話しにならない程ダメだと思います
というのは、
理由は簡単で、普通の方でもよく理解できる事ですが、
まず第一に、震度6の地震でですね
2007年以降、青森県の東通原発から女川原発、福島第一第二
東海第二、柏崎刈羽、それから、石川県の志賀原発まで
全ての原発が100パーセントの確率で破壊されています
ここで言う破壊というのはですね
地震が起こってただ棚の物が落ちるとかそういうのではなくてですね
すごく壊れてしまって数か月たちあがらないような破壊が起こったという事ですけれども
そういう状態ですね
これ、実績です
このうち特に、東通原発、福島第一、、茨城第二っていうのはですね、全電源を失いました
たまたまちょっと、福島原発がですね、電源の回復が遅かったので爆発に至ったので
ま、技術的にはこの3つの原発は同じように爆発して良かったんですね
良かったっていうか・・・爆発する可能性が非常に高かったんですね
で、泊原発には震度5以上の地震が来る可能性があります
この3つから言ってですね、別に議論する程の事はないと思うんですね
えーっ、それでこれを審査した人
今まで青森県の原発から石川県までですね、7つの原子力発電所ですね
これを、診査してきた人は
原子力安全委員会とか経産省の保安員なんですから・・
明らかに間違っている訳ですよ
審査が間違っている訳ですね
その間違った人がもう一回審査するっていうのはですね
どういう事なんですかね
間違っているのはかわいそうですけれども
一応これは重要な国民の命を預かっているところですからね
間違ったらやっぱり、まず反省してですね
間違ったって事を、まず言わなきゃならないですよ
それを言っていないんですよ
「我々の審査は間違った」って
どこが間違ったかって、まず言わなければならないですね
何故間違ったか、
したがって、責任とって辞めるのか辞めないのか
そして、これから間違わないためにはどうするのか
それくらいの事は、もう、誠意ある科学者として言わなきゃいけないですよ。
そしてもう、どうしても、政治的にですね
泊原発が壊れてもいいと
放射線が大量に漏れてもいいというんであれば
それは今度は
地元も了解し、国も了解しているなら仕方がないですね。
しかし、救命ボートぐらいはいるんですよ
それから避難訓練もしなくてはいけません
えー、危険であればですね
当然危険を承知で動かすという事もあり得ますから
その時はその時でやってもらいたいんですよね
私はね
原子力に携わってきた科学者というか技術者としてですね
耐えられないですね
このままの状態で泊原発を再開するというのは、
到底私は胸が痛いですね
ですから、ぜひ、
一つ皆さんですね、
この簡単なことを意識していただいて
泊原発の再開は、全部の原因が分かり、
原子力安全委員会と経産省の保安員がまず謝り、
そして何が原因だったか言い
どうしたらいいか言い
そして全部の事をやってですね、再開してもらいたいと思います
ね。
いや、再開は絶対にNGです。