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●K首相のY神社参拝
あえて、告白しよう。 私の実姉の義父は、A級戦犯で、処刑されている。I国の捕虜収容所で、捕虜を、虐殺したという罪で、である。 しかしこれは濡れ衣(ぎぬ)である。完全な、濡れ衣である。義父の上官だった人が、罪を義父になすりつけて、自分は、逃げてしまった。義父の友人(同僚戦友)が、義父の死後、一冊の本を書き、それを証明した。 それについては、いつか詳しく、検証してみたい。 で、その義父は、今、あのY国神社に、祭られているという。そのことについて、姉に、「Y国神社に参ったことはあるの?」と聞くと、「一度も、ない」とのこと。 「お墓は、ちゃんと、こちらにあるから」と。 04年11月。 日本のK首相は、ビエンチャン市内で中国の温家宝首相と会談した。 温首相は小泉首相の靖国神社参拝問題について「歴史認識の問題があり、靖国神社の問題がある。靖国問題を適切に処理していただきたい」と参拝中止を要求した。これに対し小泉首相は「(参拝は)心ならずも戦場で倒れた人への慰霊の気持ちからであり、不戦の誓いを新たにするものだ」と重ねて説明した。 人格の完成度は、その人の自己中心性をみて、判断する。自己中心的であればあるほど、その人の人格の完成度は低いとみる。EQ論では、他者への共鳴性で判断する。 国家としての人格の完成度も、同じと考える。いかに相手の立場で、ものを考えることができるか。その視点の深さで、国家としての完成度も、決まる。 その日本。戦前、いかに周辺の国の人たちに、多大な恐怖を与えたかということは、今さら、改めてここに書くまでもない。その一例として、南京虐殺事件がある。 (南京虐殺事件) 日華事変の最中、1937年(昭和12年)の12月12~15日。当時のK内閣は、南京攻略に対して、三光作戦を展開していた。 三光作戦というのは、(殺しつくし、奪いつくし、焼きつくす)という作戦をいう。 その結果、日本軍は、中国全土で、強姦、虐殺、略奪をほしいままにした(エドガー・スノー「アジアの戦争」)。その「アジアの戦争」によれば、南京だけで、4万2000人以上、また南京への進撃途中で、30万人以上が、日本軍に殺されたという。 うち、そのほとんどが、「無抵抗の婦人、子どもであった」(同書)という。 どうやら、このあたりが、最大公約数的な事実のようである。これについて、10年ほどまで、こんなことを言ってきた女性(当時、35歳くらい)がいた。 「先生、どうして中国人は、ああまで日本を悪く言うのですか! 私は許せません。日本軍が南京で殺したのは、30万人ではありません。せいぜい、3万人です!」と。 そこで私が、「3万人でも、問題でしょう。3000人でも、300人でも問題でしょう。どうしてそのとき、日本軍が中国にいて、三光作戦を展開したのですか」と。 あれこれ議論をしたあと、最後に、その女性は、こう叫んだ。「あんたは、それでも、日本人か!」「即刻、教育者をやめろ!」と。 もちろん南京虐殺事件だけではない。中国全土はもちろん、東南アジア(マレーシア、シンガポール)でも、日本軍は同じようなことをしている。しかし日本は、一度だって、アジアの人たちに向って、その戦争責任を認めたことはない。ナーナーですませてしまった。 戦争責任ということになれば、その責任は、天皇まで行ってしまう。天皇を最高権威として、つまり日本国憲法の象徴としていだく日本としては、これはまことに、まずい。 が、しかし、ものごとは、逆の立場で考えてみようではないか。 あるとき、平和に暮らしていた日本に、となりの軍事大国K国が、侵略してきた。強大な軍事力をもつ、K国である。 そしてそのK国が、K国の言葉を強要し、金XX神社参拝を強要し、それに従わない日本人を、容赦なく処罰した。三光作戦とやらで、大阪の人たちが、30万人近く、殺された。そのほとんどが、婦人や子どもたちである。 ……という私のような意見を、現在の文部科学省大臣は、「自虐的史観」と言うらしい。「日本人が、どうして日本を悪く言うのか」と。 しかしどう冷静に考えても、私はK首相の言っていることのほうが、おかしいと思う。わかりやすく言えば、ドイツのシュレーダー首相が、ヒットラーの墓参りをするようなことを繰りかえしながら、「不戦の誓いを新たにするものだ」とは! そんな詭弁(きべん)が、はたして、通るのだろうか。(少なくとも、韓国、中国の人たちは、そう見ている。) だいたいにおいて、私の姉夫婦ですら、父親がY神社の祭られている(?)にもかかわらず、一度も、Y神社を参詣していない。むしろ、無実の罪で、処刑させられたことを、うらんでいる! それを「不戦の誓い」とは……!? むしろ、K首相の行為は、中国人や韓国人の逆鱗に触れ、戦争の火種にすら、なりかねない。 日本軍による大陸侵略戦争を、肯定する人は、いまだに多い。「日本が、道路や鉄道を敷いてやった。学校や公共施設を作ってやった」「日本のおかげで、中国や韓国は発展したではないか」と。 しかしもし、こんな論理がまかり通るなら、日本よ、日本人よ、逆に、その反対のことをされても、文句を言わないことだ。あの中国にしても、5500年の歴史がある。韓国にしても、2000年以上の歴史がある。 私たちが使っている言葉は、韓国を経由して日本へ入ってきた。漢字は、まさに中国語。その漢字から、ひらがなが生まれ、カタカナが生まれた。文化の優位性ということを言うなら、日本は、中国や韓国に、もとから、かないっこないのである。 ……私は、今、かなり過激な意見を書いている。自分でも、それがよくわかっている。 しかしこれだけは、よく覚えておくとよい。 もしこれだけの警告にもかかわらず、K首相が、Y神社を参拝するようなことがあれば、日中関係や日韓関係はおろか、アジアの国々からも、日本は、総スカンを食らうだろうということ。いや、総スカンどころでは、すまないかもしれない。先にも書いたように、「戦争の火種」にすら、なりかねない。K国に、日本攻撃の口実を与えることになるかもしれない。 韓国のN大統領ですら、公式の場で、K首相のY神社参拝に触れ、「日本人よ、いい気になるな」(04年春)と、K首相を口汚くののしっている。 つまり、この問題は、それくらいデリケートな問題だ、ということ。 日本の首相がすることだから、あなたや私も、その責任を負うことになる。「私には関係ない」ではすまされない。 最後に一言。K首相は、「心ならずも戦場で倒れた人への慰霊の気持ち」と述べている。だったら、なぜ、「心ならずも日本人に殺された人への慰霊の気持ち」と言わないのか。たしかに300万人もの日本人が、あの戦争で死んでいる。 それは事実だが、しかしその日本人は、同じく300万人もの外国人を殺している。しかも、日本の外で! 先週も、韓国の新聞は、慰安婦問題についての最高裁判決、日本の文部科学大臣の、「(教科書から日本批判の記事が減って)、よかった」発言などを、トップで紹介している。が、日本では、それを知る人すら、少ない。 それでもK首相が、Y神社参拝をつづけるというのなら、どうぞ、ご勝手に。私は、もう知らない! 知ったことではない! ついでに、もう一言。H元首相の1億円政治献金問題がある。日本S医師連盟から、旧H派への1億円の小切手が渡された。だれがどう見てもワイロなのだが、H元首相は、「記憶にないが、事実なんだろう」(041130)と逃げてしまった。 そういう政治家を見るたびに、私は愛国心とは何だろうと、考えてしまう。いざ、戦争ともなれば、若者たちを戦場に立たせ、自分たちは、イの一番に、その戦場から逃げてしまう。H元首相の、ニンマリと笑った顔を見ていると、そんな感じがする。そういう政治家の大の仲間が、「正義」だとか、「不戦の誓い」というから、おかしい。本当に、おかしい。 (04年12月1日記) ● ファザコン(2) ファザコンの女性は、いつも自分の頭の中に、自分の父親を想像しながら、「男」を見る。自分の父親を基準にして、夫を見る。見るだけならまだしも、夫の中に、自分の父親を求める。そのため、一般論として、ファザコンの女性は、年上の男性に、心を強くひかれるという。同年齢の男性には、興味を示さない。「同年齢の男は、つまらない」「おもしろくない」とか言う。 心理テストの中にも、こんなのがある。 どこかの山小屋がある。その山小屋にふさわしい、山を背景に描くという心理テストである。昔、何かの本で読んだことがある。 背景に、おおらかで、丸みをおびた山を描く女性は、ファザコンだという。とげとげしい、とがった山を描く女性は、父親に対して、はげしい敵意を感じている人だという。山小屋は、(自分)、背景の山は、(父親像)というわけである。 しかし、そんなテストなどしなくても、ほんの少しだけ、自分の心に問いかけてみれば、ファザコンか、そうでないか、わかる。 【ファザコン度・診断テスト】 ( )「私の父は、いつも男らしく、父親らしかった」と、自慢することが多い。 ( )子どものころから、父親の指示には、従順だった。逆らわなかった。 ( )子どものころから、父親は、絶対的な存在だった。よき父娘の関係だった。 ( )若いときから、同年齢の男性が、頼りなく、つまらなく見えた。 ( )結婚相手を考えたとき、迷わず年上の男性を考えた。年下には興味がなかった。 ( )若いとき、20~30歳、年上の男性に、あこがれたことがある。 ( )自分は、女性だが、男の子と遊ぶことが多かった。男に生まれればよかったと思う。 ( )女性より、男性の気持ちのほうがよく理解できる。みなに、男っぽいと言われる。 ( )自分の夫と、父親を比較することが多く、夫にもの足りなさを感ずることが多い。 ( )「男らしい……」「男らしく……」という言葉を、よく使う。 ( )父親の批判をしたり、批評をしたりする人に対して、猛烈に反発する。 以上、11個のうち、半数以上当てはまれば、あなたはファザコンタイプの女性とみてよい。 もちろん男性にも、ファザコンの人はいる。父親が生きている間は、父親を絶対的な存在として考え、死んでからは、父親を、徹底的に、美化する。「私の父は、ギリシャ神話のゼウスのように偉大だった」と、エッセーに書いていた人がいた。だから、だれかが父親のことを批判したり、批評したりすると、猛烈に、それに反発したりする。「オレの父の悪口を言うヤツは、ぜったいに、許さない!」と。 もっとも、男性のばあいは、マザコンになるケースが、多い。どちらにせよ、つまりファザコンにせよ、マザコンにせよ、それだけ精神的に自立できない人とみてよい。(一見、自立しているように見えることもあるが、親の呪縛から、自らを解き放つことができない。) では、どうするか? まず、自分自身が、そうであることを知る。とくに自己愛的傾向の強い人は、要注意。自分の本当の姿を見失ったり(自己認識の誤解)、夫や子どもを誤解したりしやすい(他者認識の誤解)。 ある夫は、妻に、ある日、こう叫んだという。 「オレは、お前の父親じゃ、ない! いいかげんにしてくれ!」と。 女性が、あまりにも偉大な父親をもつのも、考えものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.02 12:32:46
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