全て
| カテゴリ未分類
| 育児問題
| 教育問題
| 子どもの問題
| 育児エッセー
| 人生論
| 時事問題
| 日々の随筆
| 家族のこと
| 自分(はやし浩司)史
| 友人より
| BW教室のこと
| 生きザマの問題
| 心の問題
| 育児のコツ
| 親子の問題
| 宗教問題(心の問題)
| 幼児・子どもの心理
| 老人問題
| 【保存原稿・SS】
| 旅行記
| ニュース
| 子どもの世界
| 私が見た映画
| ●宗教
| ●日本について
| 社会時評
| 夫婦の問題
| ●経済について(日本+国際)
| 英語のことわざ
| ★BW方式
| 小説
| BW教室
カテゴリ:BW教室のこと
●教室から(1)
方言もあるのだろうが、このあたりの子どもは、「あ」と「お」の発音が、はっきりしない。「え」に近い「あ」、「う」に近い「お」を発音する。そこできのう、子どもたち(年長児)に、「『う』の音は、お父さんとチュウするような口にして、言うんだよ」と言ったら、すかさず、Aさん(女児)が、こう言った。「私、パパと、チュウしたことないもん」と。 そこで私が、「エッ、ないの? 今度してもらいなさいよ」と言うと、となりの席の子ども(女児)が、「パパとママは、いつもチュウしいる!」と。すると別の子ども(女児)が、ニヤニヤしながら、「私、チュウするところを、見たことあるもんね」と。 クラス中が、騒然としてしまった。「どこで?」「いとこの結婚式で、いとこがみんなの前でチュウしていた!」と。 年長児くらいから、こういう話がわかるようになる。そこでさらに私が、「パパのこと、好きだったら、君たちのほうから、チュウしてと言えばいい」と言うと、一人の子ども(女児)が、真顔で、「私、林先生(私!)のほうが、好き!」と。 そこで私は神妙な顔をして、こう言った。「あのね、ぼくには、女房も子どもも、それに今度は孫もいるから、あきらめてね」と。その子どもは、どこかポカンとした表情で、私のほうを見ていた。 ● 教室から(2) 子どもは、落書きが好きなんですね。禁止しても意味がない? いくら注意しても、これは子どもの本能(?)のようなもの。放ってほくと、机はもちろん、壁などにも落書きする。 そこで私は、教室の特製ノートをつくり、最終ページは、落書きコーナーにした。またそれぞれの机には、透明のシートを置き、その下に、落書き用の紙を置いた。子どもたちが自由に落書きができるようにした。 こうして落書きコーナーをつくってあげると、子どもは、そこに落書きをするようになる。とたん、ほかの場所での落書きが、ほとんど、なくる。 こうした指導法は、幼児のばあい、いろいろな場面に応用できる。「押してだめなら、思いきって、引いてみる」の要領である。 たとえば指しゃぶり。「指をしゃぶってはダメ」ではなく、大きな指の模型を渡して、「この指を吸ってごらん」とか、あるいは哺乳ビンを渡して、「これをしゃぶってみる」と言うなど。ときどき、「おいしそうな指だね。先生にもなめさせて」言うときもある。子どもの世界では、できrだけ、「~~いてはダメ」式の、禁止命令は避ける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月19日 09時16分33秒
[BW教室のこと] カテゴリの最新記事
|