楽天・日記 by はやし浩司

2007/08/17(金)06:31

●日韓経済戦争(8月16日版)

●経済について(日本+国際)(5)

●日韓経済戦争(8月16日版) +++++++++++++++ 逃げる外人投資家たち。 それを必死になって、引き留めようとする、 韓国政府。 この1か月だけでも、外人投資家たちは。 「10兆ウォン分の国内株式を売った。 この日(8月16日)も、1兆ウォン以上の 株式を売り、過去最大の売り越しとなった」 (中央N報)という。 ここまでくると、韓国が生き延びる方法は、 つぎのうちの3つしかない。 (1) 政策金利をさらにあげる。 (2) 外貨の流出を停止する。 (3) 外国からの借金を規制する。 政策金利は、つい先週、先月につづいて、 0・25%あげて、5・0%にしたばかり。 つまり外人投資家たちにエサをばらまいた。 しかしその直後の、このショック。 称して「サブプライム・ローンショック」。 また金利をあげるという方法もないわけでは ないが、そうすれば、あとあと傷口が ますます大きくなるだけ。 また外貨の流出を止めるような措置に出れば、 自ら「韓国経済はあぶない」と暴露する ようなもの。たとえば海外渡航を制限する とか、など。それもできない。 外国からの借金(投資ではなく、借金)を 規制すること。 しかしここまでくると、それももはや手遅れ。 借りたくても、貸してくれる相手がいない? つまり今の韓国には、お金がな~い! 今度の南北首脳会談にしても、韓国政府は、 「南北基金」を目的とした、増税もしくは、 国債の発行を考えているという。 しかしそれについても、今は、時期が悪い。 だれがそんな国債に手を出すだろうか。 おまけに、ウォン安。 今日現在(8月16日、午後10:30)、 1ドル=936ウォン。 ウォンを売って、円を買う動きが加速 している。株安、ウォン安、債権安という ことは、韓国そのものが、売りに出されて いると考えてよい。 「ウォン安になれば、輸出産業に有利 になる」などと喜んでいるようなばあい ではない。 国そのものが、崩壊の危機に立たされている。 思い知ったか、N大統領! だいたい、自由主義貿易圏の中で利潤を 追求しながら、反日を唱える方が、おかしい。 そのおかしさに、もうそろそろ、少しは 気づいたらよい。 で、あとは、様子見というところか。 もし韓国でも不動産価格が下落し始めたら、 そのときこそ、万事休す。株価の暴落でもよい。 そのとき、サブプライム・ローンショックの、韓国版が 再現される。(日本もかつて、そうだったが……。) 規模ははるかに小さいかもしれないが、しかし それはそのまま韓国にとっては、命取りになる。 韓国における不動産価格(とくにマンション 価格)の変動に注目したい。 ++++++++++++++++  南北首脳会談? 会談するにも、おかしなことだが、お金が必要。前回の首脳会談のときは、現金で、5億ドル、約600億円もの、お金を裏金として渡した。今回もそれくらい必要。  しかし……。はっきり言えば、お金がな~い。そこで韓国政府が目下考えている方法は、つぎのようなもの。 (1) 増税……13兆6640億 (2) 国債発行……16兆4758億 (3) 国防費削減分……5兆7867億 (4) 新設の「南北経済協力支援基金」……3兆8134億の調達  そのほか、「南北統一税」のような新しい税金の増設など(朝鮮N報、8月16日)。(1)~(4)を手元の計算機で計算してみると、39兆7399億ウォンということになる。現在の為替レートで計算してみると、0・122(8月16日)を掛けて、日本円で、4兆8482億円!、ということになる。    国連決議など、どこ吹く風。ずいぶんと気前のよい話である。ただひとつN大統領が、忘れていることがある。  それはN大統領が支えようとしている金XXは、社会主義者でも共産主義者でもないということ。ただの独裁者。しかもその独裁者は、推定でも、20万人以上ももの人々を、粛清している。政治犯として処刑している。  韓国政府が何をしようが、日本の知るところではない。しかし核兵器の保有をさておいたまま、南北共同体ということにでもなれば、韓国そのものも制裁の対象となる。日本として、それだけは、ぜったいに容認するわけにはいかない。  ……といっても、すでに韓国政府は、そのつもりのようだ。現在のN政権誕生のとき、こう漏らした政府高官がいた。「K国の核兵器は、南北統一後の朝鮮にとっては、有利に働く」と。とんでもない発言だが、これがN政権の、偽らざる本音と考えてよい。  日韓経済戦争は、いよいよ最後の山場を迎えた。ここで韓国経済が、かろうじてもちこたえたとしても、それは長くはつづかない。ウソで塗り固めた、大本営発表。それが白日のもとにさらけ出されるのは、時間の問題と考えてよい。

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