全て
| カテゴリ未分類
| 育児問題
| 教育問題
| 子どもの問題
| 育児エッセー
| 人生論
| 時事問題
| 日々の随筆
| 家族のこと
| 自分(はやし浩司)史
| 友人より
| BW教室のこと
| 生きザマの問題
| 心の問題
| 育児のコツ
| 親子の問題
| 宗教問題(心の問題)
| 幼児・子どもの心理
| 老人問題
| 【保存原稿・SS】
| 旅行記
| ニュース
| 子どもの世界
| 私が見た映画
| ●宗教
| ●日本について
| 社会時評
| 夫婦の問題
| ●経済について(日本+国際)
| 英語のことわざ
| ★BW方式
| 小説
| BW教室
カテゴリ:社会時評
●学歴詐称
++++++++++++++ お隣の韓国では、学歴詐称が 大問題化している。 まさに「あの人も……」「この人も……」 という感じになっている。 その中には、大学教授はもちろん、 政府高官、さらにはテレビキャスター、 テレビタレントまで含まれている。 その数、今までにわかっただけでも、 500~600人以上とか! 外国(主に、アメリカ、カナダ)の 大学から、博士号や学位をお金で 買い、それを肩書きに並べ、仕事に 使っていた。 しかしこの問題は、何も韓国だけの 問題ではない。この日本にも、「?」 と思われるような人がいる! ++++++++++++++ 私のところにも、ときどきあやしげな手紙が届く。「あなたを教育学博士として推薦し、あなたに博士号を授与します。ついては、当大学へ、○○万円の寄付をお願いします。この寄付は、当大学に通う学生たちのための奨学金として、使われるものです」(要約)と。豪華な大学案内書が、それに添えられている。 相場は、学位号授与で、50万円前後。博士号授与で、80~100万円前後ということらしい。こうしたインチキ肩書きのほか、名誉博士号というのもある。ただしこの名誉博士号授与については、どこの大学でもしている。一定金額以上の多額の寄付をすると、相手先の大学から自動的に与えられる。 で、私のところに届いた手紙だけでも、カナダのM大学、E大学、アメリカのH大学、C大学の4校がある。その中には、日本にも分校があるというという大学もあった。しかも学生が、ちゃんと在籍しているという。しかし??? どうしてこの私が、博士号? そんな肩書きなど、もとから興味ない。 お隣の韓国では、こうして得た肩書きを利用して、それなりの地位につき、仕事をしている人が多いという。上は大学教授から政府高官、ニュースキャスターまで。そのニュースキャスター(女性)については、テレビで自らそれを告白し、つい先週、降板したという。 が、この問題は、何も韓国だけの問題ではない。この日本にも、「?」と思うような人がいる。 たとえばX氏。「教育学博士」の肩書きを並べて、よくテレビにも出てくる。(……出てきた。最近は体調を崩したとかで、急に出てこなくなったが……。)しかし「教育学博士」という肩書きをもつにしては、話している内容が浅い。専門用語も、まったくと言ってよいほど、口から出てこない。 「おかしいぞ」ということで、私は、HPから、X氏の博士号取得先を知り、数回、その大学へ問い合わせてみたことがある。しかし「X」という名前は、いわばタレント名。本名がわからない。HPにも、それが書いてない。 そこで私はX氏のこまかい経歴、博士号を取得したと推定される年月日、現住所などを書いて、問い合わせた。 今のところ、その大学から返事はない。が、ないところが、おかしい。ふつうは、こうした問い合わせについては、どこの大学でも、ていねい答えてくれる。それが大学の重要な仕事のひとつにもなっている。ないばかりか、逆に、大学のほうが、私を調べた形跡がある。私のHPやBLOGでは、アクセスしてきた人の、@マーク以下のアドレスがわかるようになっている。 私が大学に問い合わせた直後、その大学のアドレスがズラズラと連なった。つまり流れからすると、こういうことではないか。 (私が、大学の実体やX氏を調べた。ついでにX氏に授与された博士号は本物かどうかを調べた)→(大学は、そうした問い合わせがあったことを、X氏に連絡した)→(大学とX氏との間で、何かのやりとりがあった)→(反対に、大学が、私を調べた。あるいはX氏が、私を調べさせた。X氏については、個人のメールアドレスを知らないので、X自身が私を調べたかどうかについては、わからない。一方、私はいつも実名を出して、調査している)。 大学そのものは、HPで見るかぎり、実体はあるようだ。森に囲まれた立派な学舎が並んでいる。(だからといって、インチキでないと思ってはいけない。私のところに手紙を送ってきた、カナダのM大学、E大学、アメリカのH大学、C大学にしても、それらしい学舎の写真で案内書を飾っていた。) X氏とはだれか? まだこの段階ではそれは書けないが、「○○国○○大学○○博士号取得」とか、「○○学博士」という、あの肩書きだけは、じゅうぶん、疑ってみたほうがよい。中には、高校も出ていないような人が、いきなり大学の学位を手にしたり、あるいは修士号も取得していないような人が、いきなり博士号を取得したりしているようなケースもある。 (ただし欧米の大学では、博士号だけは、論文審査だけで授与することも珍しくない。必ずしも、その大学の在籍している必要はない。X氏については、その可能性もあったので、私は、X氏の書いた論文を手に入れようとした。が、それについても、今のところ、まったくのナシのつぶて。大学側からの返事はまったくない。) (提言) テレビ局制作部の方へ……よく「○○博士」を肩書きにしてテレビに出てくる人がいますが、一度、どういう経緯で博士号を取得したか、直接本人に確かめるなり、あるいは先方の大学に問い合わせる程度のことは、してみるべきではないでしょうか。 あとあと問題になったとき、「当テレビ局は知らなかった」では、すまされない問題かと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月02日 10時01分08秒
[社会時評] カテゴリの最新記事
|