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カテゴリ:BW教室のこと
【今朝・あれこれ】(9月5日)
++++++++++++++ 今朝は、これから病院へ行ってくる。 数日前、毛虫に刺されたあと、おかしな 抗原・抗体反応がつづいている。 刺されたのは、脇の下だが、それが 昨日から、左腕、左脇、それに左の 肩のほうまで、痛みや腫れが広がって きた。 ときどき、発作的に、ギリギリと激痛が 走ることもある。 症状は、この数日間、少しずつだが、 収まりつつある。しかしインターネット で調べたかぎり、こうした症状は、 2~3週間はつづくとのこと。 ゲッ! 2~3週間もつづいたら、たまらない。 ……ということで、病院へ。 +++++++++++++++ 昨日、小5クラスで教えているときのこと。時折、激痛が私を襲った。毛虫に刺されたあたりを中心に、そこからギリギリと、外に向かって激痛が走る。激痛そのものは、瞬間で終わるが、そのときは息もできないほどになる。 ざっと数えてみたら、30~40か所以上、刺されていた。おそらく毛虫の幼虫を、脇の下ではさんでしまったのだろう。 だから子どもたちに、「今日のぼくは、元気がない」と告げると、ここで意外なことが起きた。 いつもは「林なんか、早く死んでしまえ」などと言っていた子どもたちだが、みな、神妙な顔つきになって、こう言った。 「先生、だいじょうぶ?」 「病院へ行ってきなよ」 「ぼくのパパに話して、薬をもらってきてあげようか?」と。 私が冗談まじりに、「いいや、今夜あたり、激痛が心臓を貫いて、ぼくは死ぬかもしれない」と言うと、「死んでもらっては困るよ」「死んじゃあ、だめだよ」と。泣き顔になった子どももいた。 私「だけど、人間というのは、死ぬ人は、ポックリと死ぬもんだよ」 子「先生が死んだら、この教室は、どうなるの?」 私「いつもどおり、来なよ」 子「どうして?」 私「ぼくは幽霊になっても、ちゃんとここへ来るから」 子「いやだな」 私「幽霊になっても、教えるからさ。足はないと思うけど、スカートか何か、はけばいい」 子「男がスカート?」 私「この際、文句は言っておられない」 子「動くときは、どうするの?」 私「スーッと、飛ぶように動くよ」 子「楽だね」 私「そうさ。それにね、幽霊になったら、あの世のことを、みんなに話してあげるよ。楽しみにしておきな」 子「どんな世界?」 私「みんなの知らない世界だよ。ぼくも知らない。だからみんなに話してあげるよ」と。 子どもたちが心配してくれたのが、うれしかった。私は子どもたちに嫌われているとばかり思っていた。 子どもたちの、意外な、ほんとうに意外な面を知って、うれしかった。で、そのことを家に帰っからワイフに話すと、ワイフはこう言った。 「みんな、口は悪いけど、あなたのこと好きなのよ」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月05日 07時49分41秒
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