全て
| カテゴリ未分類
| 育児問題
| 教育問題
| 子どもの問題
| 育児エッセー
| 人生論
| 時事問題
| 日々の随筆
| 家族のこと
| 自分(はやし浩司)史
| 友人より
| BW教室のこと
| 生きザマの問題
| 心の問題
| 育児のコツ
| 親子の問題
| 宗教問題(心の問題)
| 幼児・子どもの心理
| 老人問題
| 【保存原稿・SS】
| 旅行記
| ニュース
| 子どもの世界
| 私が見た映画
| ●宗教
| ●日本について
| 社会時評
| 夫婦の問題
| ●経済について(日本+国際)
| 英語のことわざ
| ★BW方式
| 小説
| BW教室
カテゴリ:英語のことわざ
●All’s well that ends well.
終わりよければ、すべてよし。 「結果」がよければ、それまでの苦労は報われる。 子どもの世界で言えば、たとえば目的の学校へ進学できれば、それまでの苦労は報われる。 が、このことわざには、「裏」がある。 反対に、「終わりが悪ければ、すべて悪かったのか」ということになる。 ある母親は、自分の息子が高校入試に失敗した夜、息子にこう言ったという。 「小さいときから、あちこちの塾へ行き、音楽教室へも通ったけど、すべて無駄だった わね」と。 しかしほんとうにそうだろうか? そう言われた子どもは何と答えればよいのだろうか。 そのあと、その子どもは、どうすればよいのだろうか。 『終わりよければ、すべてよし』ということわざの裏には、そんな意味も隠されている。 ●All lay loads on a willing horse 人はやりたがる人に、仕事を任す。 だれかに仕事を頼むとき、乗り気でやってくれそうな人に、仕事を頼む。 もとからやる気のなさそうな人には、仕事を頼まない。 こうして乗り気で仕事をやってくれそうな人は、つぎつぎと仕事を頼まれ、伸びていく。 そうでない人は、そうでない。 子どももまたそうで、伸びる子どもは生きざまそのものが、前向き。 何かテーマを与えると、「やる!」とか、「やりたい!」とか言って、食いついてくる。 ●All roads lead to Rome. すべての道は、ローマに通ず。 ローマが全盛期のときには、すべての道は、ローマに通じていたという。 それが転じて、「人の流れは、そのときどきにおいて、もっともパワーのある人に 向かう」という意味に使われるようになった。 今風に言えば、「すべての教育は、受験に通ず」ということか。 ●All that glitters is not gold. 光るものがすべて、金とはかぎらない。 たとえば子どもの計算力がある。 計算力があるから、算数の力、つまり考える力があるということにはならない。 よい例が、かけ算の九九をペラペラと口にする幼児がいる。 そういう子どもを見ても、だれも、「算数の力がある子ども」とは思わない。 同じように、経文をソラで唱えることができるからといって、その人が仏教に 精通しているとは、だれも思わない。 計算力は、訓練で伸びる。 子どもの力は、見かけだけで判断してはいけない。 ●All things are different before they are easy. どんなことでも、できるようになる前は、むずかしい。 パソコンの世界では、毎日のように、こんな経験をする。 それができないときは、「どうしたらいいのか?」と、悶々と苦しむ。 しかしいったんできるようになると、「どうしてこんなことができなかったのか」と、 思うようになる。 そしてそれができない人がいることのほうが、不思議に思えてくる。 同時に、パソコンをいじっている人なら、みな、できるように思えてくる。 子どもの教育も、また、しかり。 一般的には、達成率を、50~70%程度にするとよいと言われている。 簡単すぎる問題を、サラサラとしても、達成感は、ない。 しかし難しすぎる問題で、行き詰まってしまったら、これまた達成感はない。 適当にヒントを与えながら、また教える先生も、いっしょに苦しむ様子を見せながら、 50~70%くらいできるようにするのがよい、と。 ●All work and no play makes Jack a dull boy. 勉強ばかりしていて、遊ばない子どもは、つまらない人になる。 子どもの仕事は、「遊ぶこと」。 そう心得て、子どもの遊びを大切にする。 が、中には、学校から帰ってくると、毎日、2時間も書き取りをしているという子どもが いた。 当時、小学2年生だったが、その子どもの祖母は、それをたいへん喜んでいた。 しかし異変はやがて起きた。 目を激しくまばたきするようになった。 眼科へ連れていくと、「チックです」「塾通いが原因です」と。 そこでその祖母は、すべての塾をやめてしまった。 が、それがかえってまずかった。 その子どもは、そのまま、バーントアウトし、何もしなくなってしまった。 ●Any port in a storm. 嵐の中の港。 日本でも、『溺れる者、藁をもつかむ』という。 嵐の中では、どんな港でも、ありがたいという意味である。 しかし言い方を変えると、「どんな港でもいい」と考えて、おかしな港に身を寄せると、 ときに自分の人生を破滅させてしまうことになりかねない。 数か月前、ある教材販売会社の社長が逮捕された。 何でも1年で、100~200万円の指導料を取っていたという。 その解約に応じず、それで逮捕された。 が、それでこうしたインチキ教材会社が消えたわけではない。 会社の名前を変え、教材の表紙だけを取り替え、今もどこかで活動しているという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月05日 06時36分09秒
[英語のことわざ] カテゴリの最新記事
|