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カテゴリ:日々の随筆
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ●100歳 ++++++++++++++++++ 昨日、ワイフのテニスのコーチをしていた、 Nさん(男性)という人が、亡くなった。 享年、100歳だったという。 まだ5、6年前まで、自転車に乗っていた。 その自転車で、コートまで通ってきていた。 100歳! つまり、私が22歳のとき、今の私の年齢の 61歳だったということになる。 100歳! すごい! ……ふと心のどこかで、私が浜松へ来たころの ことを思い浮かべる。 あのときが22歳だった、と。 同時に今、22歳の若い人たちのことを思い浮かべる。 みんな、何をしているのだろう、と。 Nさんは、90歳を過ぎても、テニスを 楽しんでいた。 ++++++++++++++++++ ●享年 享年と書いて、「きょうねん」と読む。 本来は、「行年」と書いたらしい。 あの世へ旅たったときの年齢をいう。 で、昨日、ワイフとこんな会話をした。 「どうせ死ぬなら、早い方がいい」 「しかし長生きするなら、100歳くらいまで生きた方がいい」と。 この先、老人の生活環境について言えば、悪くなることはあっても、 よくなることはない。 介護施設にしても、すでに飽和状態。 寝たきりの状態でも、施設に入居するのは、むずかしい。 だったら、できるだけ早めに入るか、反対に、すいたら、入るかということになる。 レストランと同じ。 ちょうど昼時に行くと、順番待ちになる。 少し時間をずらすと、楽にテーブルに着くことができる。 不謹慎なたとえに聞こえるかもしれないが、私たちの世代にとっては、切実な問題である。 そこで私たち夫婦の結論。 「できるだけがんばって、すいたら、入ろう」「できるだけ長生きしよう」と。 ●靴 今日、靴屋で靴を買った。 水色のラインの入った、きれいな靴である。 白の部分は、エナメルが塗ってあり、テカテカ光る。 ワイフが、「老人が履くような靴ではないわ」と言った。 「ぼくは老人ではない」と、私は答えた。 ワ「だって、私たちは老人よ」 私「ぼくは、老人ではない」 ワ「気だけは、ね。でも体がついてこないわ」 私「いや、ぼくはそうでないと思う」と。 私の知人に、TK氏という人がいる。 ある大手のペンキ会社の監査役をしていた人だが、こう話してくれたことがある。 私が、「もうすぐ60歳になります。いやですね」と言ったときのこと。 「林さん(=私)、60代というのは、いちばん仕事ができる年齢ですよ。 私も60代のとき、いちばん仕事ができました」と。 TKさんは、今年、80歳くらいになる。 その人が、そう言った。 で、私はもうすぐ満62歳になる。 「あと10年、現役でがんばる!」と宣言したのは、私がちょうど満60歳のとき。 それからすでに2年、経過したことになる。 その2年。 つまりこの2年。 たしかに体の調子はよい。 頭のほうも、いまのところ、だいじょうぶ。 「このままなら、70歳どころか、75歳までだいじょうぶかな」と思い始めている。 ……ということもあって、水色のラインの入った靴を買った。 私の年代というと、茶系のジジ臭い靴と、相場が決まっている。 しかし何も、自ら進んでジジ臭くなることはない。 言うなれば、水色のラインの入った靴は、私の決意の表れということになる。 「75歳まで、がんばってやる!」と。 ●ノートパソコン 近くの電気屋へ行ったら、格安のノートパソコンが、並んでいた。 N社製のパソコンだった。 オープン価格で16万円。 それが11万円。 さらにボーナスセールということで、2万円引き。 8万8900円という値段がついていた。 ワードなど、オフィスソフトがついて、その値段。 ググーッと、物欲が、脳の中に充満。 ドーパミンが、線条体を刺激した。 買うか、買わないか、半時間ほど迷った。 が、やめた。 秋には、WINDOW7が発売になる。 それまで、がまん。 インテルCore i7-975 トリプルチャンネル DDR3 12GB(メモリー) NVIDIA GeForce GTX285・1GB ブルーレイディスクドライブ もちろん64ビットマシン! 仕様書をながめているだけで、頭の中が興奮状態になってくる。 ゾクゾクゾク! これにオフィスのソフトと、3年間の保証をつけると、 28万3500円(M社)! 10月ごろには、もう少し安くなるかもしれない。 あるいはさらに性能がアップするかもしれない。 そうそう現在、22インチと20インチのモニターを、2つ並べて使っているが、 今度は24インチ、もしくは26インチのものにしたい。 モニターは、大きければ大きいほど、使いやすい。 作業がしやすい。 ……ということで、私は、まだまだ元気。 100歳までは無理としても、せめて90歳くらいまでは、元気に生きてやる。 (追伸) そんなこともあって、昨夜、散歩の途中で、洋服店に寄った。 靴の色に合わせて、白いシャツと、水色の薄いコートを買った。 夏休みに、どこかへ旅行に行くとき、それを着ていくつもり。 楽しみ! ●芝生 庭が、芝生で覆われるようになった。 20年ほど前に植えた芝生が、今になっても、そこに生える。 が、ところどころ、まばら。 そこで昨日、「芝生の缶詰」というのを買ってきた。 ついでに「芝生の土」というのも買ってきた。 その2つをバケツの中で混ぜ、庭にまいた。 時期的には、1、2か月遅い。 しかしそこは芝生。 「だいじょうぶだろう」と自分に言い聞かせながら、庭にまいた。 で、私は、芝刈りを、草刈り機でしている。 エンジンで丸い歯をウィンウィンと回して草を刈る、あの草刈り機である。 いろいろな方法を試してみたが、芝刈り機でするのが、一番、楽。 それに仕上がりも、よい。 エンジンを中速程度に抑えながら、ゆっくりと地面をなでるようにして、芝を刈る。 雑草を見つけたら、草刈り機をややななめにして、地面ごと、雑草を吹き飛ばす。 乱暴なやり方だが、私はいつもそうしている。 ただし注意。 通常の草を刈るときは、草の上のほうを刈るので、それほど危険ではない。 しかし芝刈り機として使うときは、地面すれすれに刈る。 そのときどうしても土や小石を巻き込んで、それを跳ね飛ばす。 その土や小石が、目に入ることがある。 だからゴーグルは、必需品。 が、もし万が一、土や小石が目に入ったら……。 そのときは、こうする。 大きな洗面器に水を張り、その中に目を大きく開けて、顔をつける。 指で目を開きながらするとよい。 その状態で、何度かまばたきを繰り返す。 まちがっても、指でこすってはいけない。 私のばあいは、いつもそうしている。 Hiroshi Hayashi++++++++AUG.09+++++++++はやし浩司 ●Low-Toe ジョギング ++++++++++++++++ 「スロー・ジョギング」というのはある。 が、私が考えたのは、「ロー・トウ・ジョギング(ひざを低くして走る走り方)」。 足をあげないで、足を引きずるようにして走る。 テンポは、ふつうの速さ。 だからスロー・ジョギングともちがう。 で、昨夜、そのジョギングをしていたところ、4~5キロ走ったところで、 こむら返りが起きてしまった。 カルシウム不足? あるいは片手に、ペットボトルをもっていたため? ともかくも、それ以後、走れなくなってしまった。 あえなく、ダウン。 ワイフに車で、迎えに来てもらった。 ++++++++++++++++ ●ダイエット ダイエットも、そろそろ終わり。 目標の60キロを達成! 今朝起きて、体重計に乗ってみたら、59・8キロ。 50キロ台は、30年ぶりではないか? あとは、この体重を維持するだけ。 61キロを超えたら、食事制限。 60キロを下回ったら、食事をふやす。 こbの方法は、どこか株の売買に似ている? 株にも値幅というものがあって、一定金額を超えたら、売り。 一定金額を下回ったら、買い。 これを繰り返す。 ……ということで、今朝は、久々に、一食分を食べた。 おいしかった。 ●講演 昨日、隣町の「ゆやホール」というところで、講演をさせてもらった。 すばらしい会場だった。 たいへん話しやすかった。 聴きに来てくれた人たちも、真剣に(多分?)、聴いてくれた。 聴衆との一体感を私は、感じた。 ●パソコン 再三、近くのパソコンショップに足を運んでいる。 目当ては、N社製のノートパソコン。 買うか、買わないか……。 一週間も迷った。 が、結論は、「買わない」。 その結論を、昨日、出した。 もう少しわかりやすく言うと、「別れてきた」。 で、秋まで、待つことにした。 WINDOW7が発売になる。 それを見ないことには、どうしようもない。 ●DVD『ベンジャミン・ボタン』 昨夜、ワイフと、DVD『ベンジャミン・ボタン』を観た。 星は、文句なしの5つ。★★★★★。 どこか『フォレスト・ガンプ』を連想させる映画だった。 劇場で見なかったのが、悔やまれる。 予告編は劇場で何度か観たが、そのときは、「ジジ臭そうな映画だな」で 終わってしまった。 が、それはまちがっていた。 ただ一言。 すばらしい映画だった。 それは認める。 観て、損はない。 が、もうすぐ62歳になる私は、少しちがった印象をもった。 「だから、それがどうしたの?」と。 こんなことを書くと、ブラッド・ピッド・ファンの方に叱られそうだが、あの 映画には、その答えがない。 1人の男性が、時計を逆回りにして生きただけ。 恋もした、冒険もした、莫大な財産も手に入れた。 しかしそれにつづく部分がない(?)。 つまるベンジャミンは、自分のために生きただけ。 だれかのために、何かをしたというのではない。 言うなれば、ただの恋愛映画。 が、それではいけない。 もの足りない。 数奇な運命に翻弄されたベンジャミン。 それはわかるが、それにつづく部分を、何か描いてほしかった。 多分、脚本家は、若い人なのだろう。 人生のその向うにあるものが、まだ見えない? 私が感じた(もの足りなさ)は、どうやらそのあたりから生まれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月02日 05時44分45秒
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