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カテゴリ:正法誌No40
その後、仏教は西から東に移った。
中国である。 天台智ぎ(ちぎ)が法華経を世に伝え、正法を中国の地に復活させた。 ただこの時は、仏教もむづかしい哲学、学問とかわっており、衆生を救うまでに は至らなかった。 天台智ぎのあと、伝教大師が日本に仏教を樹立させた。 伝教の後は、やはり他力信仰が中心をなしていった。 一方、キリスト教は次第に祈りの宗教にかわっていった。 このようにして正法は現在に至っているが、正法は過去一万年の間、このような 変遷をたどり、イエス以降は他力信仰が人類の生活に密着するようになってし まった。 しかし、イエスも釈迦も、他力信仰を一度も説いていないのである。 また地上が末法と化すと、ある時期を定めて、神の命を受けた光の天使が地上に 生を得、道を説くことになっている。 アガシャー・モーゼ・釈迦・イエスの時代をみれば、このことは一目瞭然であろ う。 また正法の根を絶やさないためにも、こうした人々が光をかかげ、人心を、正し い方向にもってゆかなければならなかったといえる。 現代は、まさにその時期にあたっているといえるだろう。 正法誌N040号 1981年 12月号より抜粋 【内容情報】(「BOOK」データベースより) よみがえるブッダ真理のことば。「人はなぜ生まれ、いかに生きるのか」。 【目次】(「BOOK」データベースより) 選択/目覚めていること/想念/花/愚者/賢者/己を統べる者/幾千のものより/間違った行い/暴力〔ほか〕
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Last updated
2011.07.19 22:24:05
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