2011/03/27(日)17:03
ミック・カーン参加アルバムを片っ端に
ミック・カーンの訃報に沈みながら
彼が遺した秀作・駄作・名作を次から次へと
聴きまくってました。
SUGIZO師のソロもイイけれど
JAPAN後期作品を除外すると
やっぱ一番の傑作は
確か8曲くらい参加してる
ゲイリー・ニューマン(ヌーマン)の
「ダンス」
これだろうと思います。
このアルバムでは他にもクイーンの方のジョン・テイラーとか
割と「へぇ~」っていうメンバーが
一緒に演ってるのですが
やはりミック・カーンにしか弾けないフレーズで
曲が成立してる1曲目から
もう、絶品です傑作です頂点です!
ピノ・パラディーノにフレットレスを弾かせ
ブレイクのきっかけを作った
その影の立役者ともいうべきミック。
ミックがゲイリー・ニューマンにフレットレスの
表現力・面白さを見せつけ
次作にもフレットレスを入れたいと思わせ
フレットレスのプレイヤーを募集させ
それを知った、当時無名のピノに
クローゼットの中のスティング・レイのフレットレスを
発掘させオーディションに向かわせ
そして縦横無尽に弾いたその音がきっかけで
ポール・ヤングの、あの曲を含むアルバムに参加させた
そんな流れに、そんなつもりでないのに貢献しちゃった
ミック・カーン。
彼は「ダンス」のセッションを
「あまり楽しいものではなかった」
とコメントしてた筈ですが
ミック・カーンはやはり、強烈な個性の横で右腕的に弾くのが
いちばん本領を発揮するのでは?
ホントに惜しい人を亡くしました、合掌。。。