祝!羽生選手金メダル!
連日の深夜の応援で寝不足が続いてます。でも金メダルの瞬間は生で味わってこそ。羽生選手の若さ溢れる演技は見ていて本当にワクワクします。ショートプログラムでの挑発的な視線は、とても19歳とは思えない。プルシェンコに憧れ、小さい頃にはその髪型を真似ていたという羽生選手。団体戦のSPでプルシェンコの次に羽生選手の演技だったのですが、明らかに羽生選手の勢いが勝っていました。パリの散歩道の曲に乗って繰り広げられる2分間の演技からは、プルシェンコ何するものぞ、と言わんばかりのオーラが発せられているとすら感じました。その後の個人戦SPでのプルシェンコの棄権。直前の6分間練習での苦しそうな彼の表情から、何かおかしいときっと誰もが感じていたはずです。団体戦という新しい競技は、いわば開催国ロシアの金メダルのための物だったのでしょうね。その御国の金メダルのために、彼はきっと極限まで体を酷使していたに違いありません。演技開始直前に審判員に何かを訴えるプルシェンコの姿に、思わず涙が出そうになりました。新しいヒーローが誕生し、古いヒーローは去る。それを目の当たりにした男子フィギュアスケートの大会だったと思います。プルシェンコ選手、本当にお疲れ様でした。