坂月の「日々成長」日記

2006/12/04(月)22:57

「その人」を意識するようになるのはいつか?

ふと考えたこと(28)

職場が変わったので、また新しい人間関係を 築くことになります。 学校で言えば、新学期みたいです(笑)。 思えばその時期、いっつもそれなりに緊張してました。 始めっから打ち解けるの、結構苦手なんで(^^ゞ そして、いろんなこと、観察してました。 人がどんなふうに「くっついていくか」っていうか... ありますよね。 始めはある程度の「拮抗関係」にあるというか。 お互い、どんな人なのかな?って、様子見的なとこも あるじゃないですか(^^ゞ ある程度、当たり障りのない話で、和やかにやったりして。 でも、話しているうちに、とか、言葉の端々で、 だんだんわかっていくんですよね。 それぞれの人がどういう人か、どういうキャラか... 結局、人間関係っていうのは、時間が経って 気づけば、何だか居心地が良い相手、場所に落ち着いて いくものなんだから、こういう時期に心配することは 何もないんですけどねぇ、 始めは結構考えるもんです(^^ゞ -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  それで、今日、考えていたんですよネ。 その「拮抗関係」から、ぐぐいっと抜け出して、途端に 「個」として認識されるようになる、「決め手」って 一体何なんだろう?って。 何だと思います? (^^? 私今日考えたんですよ。 それって、「その人らしい感情表現」なんじゃないかなー、って。 たぶん、「感じの良さ」じゃないんですよ。 感じの良さは、たぶん必要ですよね。 けど、それは「感じの良さ」に過ぎないのであって それだけがあっても、結局「個」でなくても、誰でもいいというか、 それが、ぐぐいっと人との距離を引き寄せる要素には ならないのではないかと。 私がいつも、特に人とのコミュニケーションにおいて 隠しがちな、この「自分ならではの感情表現」 これが、その人を「個」として認識するようになる、決め手ではないかと。 -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  それで、たぶんその感情って、マイナスが含まれていても いいんだと思うんです。何かの出来事に対して 「大変ですよねぇ。そうですよねぇ。」 だと、「その人でなくてもいい会話」で終わっちゃうけど 「私これ嫌なんだわ~。どうも書類とか事務的な作業が 苦手なんだよねーっ」って言葉が出ると 「あ、この人はこんな人なのか」 ってわかって、ぐぐっと近くなったような気がします。 「仕事、大変ですよねぇ~。忙しいですねぇ~、そうですよねぇ~」 って、当たり障りなく同調してると、別に誰でもいいんだけど 「まぁ、確かに忙しいですね~。でも私どっちかっていうと 暇な方が耐えられないタチなんで、結構今楽しんでるんですよね」ってとこまで出ると、その人の考え方だけでなく、今までの 人生のことまで、ちょっと垣間見えたりする。 *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * だから、特にこういう新しい時期、私は「感じの良い人」よりも、 「マイナスでもいいから、その人らしい感情をそのまま出してくれる人」がいると、何だか「誰でもいい会話」から抜け出して 「個と個」になれたような気がして、すんごくほっとします。 でもなぜか自分では、始めってツイツイ、当たり障りなく 「感じの良さ」だけでいってしまうんですね~(^^ゞ わかっとるんだから、自分からやればよいのに。 ちょこっと意識してみますわ。

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