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つれづれな日々

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August 17, 2005
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カテゴリ:読書
最近、ひょんなことから内田康夫さんの作品を購入しました。
2004年1月にTVで単発ドラマ化された「華の下にて」という作品です。

TVドラマはラスト30分程度を「チラリ」と観ただけの私で...、特別、
ドラマが印象に残った訳でもありません。
それも偶然、仕事から帰宅して当日の新聞のTV欄を見て、
山本學さんが出演していることを知ったから観ただけです...(^^:)
それが最近、書店で時間つぶしに何気に手を触れた本が、
「華の下にて」(講談社文庫)だったのです。

私は内田康夫さんの作品は、実は一度も読んだことがありませんでした。
だから当然のごとく「浅見光彦」シリーズが有名だという事を、
まったく知りませんでした。
この本も「浅見光彦」が主人公になっています。

ストーリー展開を追っていくと「華道家元」にまつわる殺人事件...
そして、それに関係する人物達の意外な過去...
作品の登場人物としては主人公の浅見光彦が特別魅力的に、
描かれているのではなく、むしろ、「異端の天才華道家」の牧原良毅や、
500年の伝統を持つ「華道家元夫人」の丹野真実子、
そして、「その孫娘」の奈緒といった登場人物が魅力的に書かれています。

とにかく肩のこらない展開なので気軽に読める一冊だと思います。
内田康夫さんの作品を一度も読んだことがない方で、
「一度、読んでみよう」と思われた方がいれば、
この作品から読まれてみるのも良いのではないでしょうか?

華の下にて






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Last updated  August 24, 2005 05:01:10 PM
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