|
カテゴリ:読書
最近、ひょんなことから内田康夫さんの作品を購入しました。
2004年1月にTVで単発ドラマ化された「華の下にて」という作品です。 TVドラマはラスト30分程度を「チラリ」と観ただけの私で...、特別、 ドラマが印象に残った訳でもありません。 それも偶然、仕事から帰宅して当日の新聞のTV欄を見て、 山本學さんが出演していることを知ったから観ただけです...(^^:) それが最近、書店で時間つぶしに何気に手を触れた本が、 「華の下にて」(講談社文庫)だったのです。 私は内田康夫さんの作品は、実は一度も読んだことがありませんでした。 だから当然のごとく「浅見光彦」シリーズが有名だという事を、 まったく知りませんでした。 この本も「浅見光彦」が主人公になっています。 ストーリー展開を追っていくと「華道家元」にまつわる殺人事件... そして、それに関係する人物達の意外な過去... 作品の登場人物としては主人公の浅見光彦が特別魅力的に、 描かれているのではなく、むしろ、「異端の天才華道家」の牧原良毅や、 500年の伝統を持つ「華道家元夫人」の丹野真実子、 そして、「その孫娘」の奈緒といった登場人物が魅力的に書かれています。 とにかく肩のこらない展開なので気軽に読める一冊だと思います。 内田康夫さんの作品を一度も読んだことがない方で、 「一度、読んでみよう」と思われた方がいれば、 この作品から読まれてみるのも良いのではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 24, 2005 05:01:10 PM
[読書] カテゴリの最新記事
|