2005/08/24(水)13:40
「虹の橋」(澤田ふじ子)
この作品は、時代小説で中央公論新社から刊行されています。
1993年に映画化されていて、第17回日本アカデミー賞十二部門受賞作品になっています。
DVDになって発売されていますから小説が苦手な方でもDVDで同じ内容が観られますよ♪
ストーリーは、江戸時代・京の市井での暮らしぶりが描かれています。
京の裏長屋で育った子供達の成長を中心に人生の哀歓が描かれていて、
「人情」時代小説としては秀作ではないかと私は思います。
「涙も笑いも、ひとりでは生まれない」
今の時代が忘れかけているテーマをこの小説は語っている気がします。
小説でもよし、DVDでもよしの作品です。