2006/12/11(月)21:10
中国 海南島の珈琲豆をプレゼント!
今日は雨の中、Mさんが「中国海南島の珈琲豆を仕入れてきたぞ~!」ということで、
一緒に味見をしました。
本当は海南島『生豆』(焙煎する前の珈琲豆)を探してくれたそうなのですが、、なかなか見つからなかったらしく手に入れたものは焙煎豆でした。
見たところ、、この丸い感じのコロコロした豆はロブスタ種です。
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■珈琲には三大品種というものがあり、
『アラビカ種』
『ロブスタ種』
『リベリカ種』に分かれていす。
一般的に喫茶店や自家焙煎店などにある珈琲豆はほとんどがアラビカ種です。
ロブスタ種とは、主にインスタントコーヒーなどに良く使われる品種で、アラビカ種の約2倍ほどの苦味成分を持っているといわれています。
香味は独特で、麦を焦がしたような個性的なもの。
リベリカ種は現在あまり生産されていないと言います。(飲んだことがないので、いつか飲んでみたい)
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さて、海南島の珈琲豆はどうだったのかというと、、、
予想していた通り、ロブスタ種の味でした。
焙煎も悪く、その焙煎の悪さをごまかすために余計に深煎りにされているものでした。
パッケージを見れば『炭火焙炒』と書いてあり、深煎りのもっともらしい理由付け(ごまかすための理由付け)がされています。
日本でも焙煎がうまくできないことを隠すために深煎りにした→だから炭火焙煎と名乗る、、、
と勘違いしてしまいそうな珈琲豆があるので気をつけましょう。
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■焙煎のいいか悪いかを判断するひとつとしては、焙煎豆を指で潰してみることです。
指で潰してうまく割れる珈琲豆は中まで火が通っている証拠であり、焙煎が悪いものになると硬くて割れません。
つまり硬くて割れないものは、中まで火が通っておらず芯が残ってしまっている状態の珈琲豆です。
お米でも芯残りの状態がおいしくないと同じく、珈琲も芯残りの豆は当然最後のコーヒー液に影響します。
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ほかに気になった点は、、珈琲豆の表面です。
明らかに普通の焙煎では現れないようなもの(指で擦ると指に黒いものが付く)が付着していること。
これは意図的なもののような気がしました。
その香りは甘く、考えるに、、中国人の味覚に好まれるように添加されているのかもしれません。(実際のところはわかりませんが。。)
当然、抽出したコーヒー液にもこの独特な甘さが加わります。
焙煎の悪さから生じる味の重さ、鮮度の悪さによって出てくる廃れた嫌味、そして、それを覆うかのようなこの添加されている変な甘さとロブスタ本来の麦を焦がしたような味・・・
もしかしたらこれって非常に体に悪いかもしれません(汗。。)
こんな海南島の珈琲豆ですが、Mさんが「実験用にどうぞ・・・」とくれたので、このブログを見てくれている方にも差し上げます♪
アルトノイラントコーヒーで珈琲豆をご注文の方には、海南島産珈琲豆30gをプレゼントいたします。
比較対象があったほうが面白いと思うので、品種が同じのインドネシアロブスタ30gもお付けいたします。
ぜひ飲んでみたいという方は、ご注文フォームの空欄部分に『海南島産珈琲豆ぜひ飲みたい!』とお書きください。
ご注文フォーム⇒ http://www.alt-coffee.com/ac-order.html
なおご注文は中国国内の方限定とし、なくなり次第終了とさせていただきますのでご了承くださいませ。
ご来店いただいた際にも、『海南島産珈琲豆ぜひ飲みたい!』と伝えていただければお店でドリップしますよ~。
飲みたい方はお早めにね!
ご注文フォーム⇒ http://www.alt-coffee.com/ac-order.html
もしかしたら、体に悪いかもしれませんよ(笑)
中国豆知識
⇒ http://www.china.org.cn/ri-changshi/index.htm
海南島おすすめ土産物!
⇒ http://www.tenyotravel.com/hainan/shopping/souvenir/osusume/osusume.html
(今回買ってきてもらった珈琲豆はお土産としてポピュラーなものだそうです@興隆珈琲)