Make a Happy Life

父の日には、唐津市は毎年恒例「教育の日」とされていて

お爺ちゃん、お婆ちゃん、ご近所さん、唐津市全ての人々が

各学校全ての参観を是非やって下さいとの事で

全ての小中学校を解放して授業参観をやっている。

毎年日曜日という事もあり、どの学校も沢山の人出となる。

今年娘のクラスは「算数」の授業で「平行」を求める勉強をしていた。

右側奥に立っている人が担任の先生です。

とても熱心で評判も良くお話も面白い先生。

子供達のウケもよく、特に女の子達の間では人気らしい。

要するに、子供達を説得し引っ張っていく力と、引き付ける力を兼ね備えてらっしゃる。

社会体育のサッカーも指導しておられる所から、体育会系で

礼儀作法もきちんと指導して下さる。

男の子にはちょっと厳しい面もあり、

苦手と思っている男の子も居て、

「４年の時の方が良かった、４年の先生は優しかったと子供が言うのよ～」と

なんとなく子供の意見に流れているお母さんもいるようだけれど

私は逆に、それくらいビシビシやってくれたほうが嬉しい。

もし子供が「怒られるからキライだ」と言うなら

「怒られた理由を考えなさい」と言うけどなぁ・・・。

世の中何でも優しく優しく、オブラートに包んで、

嫌な事や辛い事はしない、見ない、聞かない・・・じゃ～

大人になったらどうすんだ？？

嫌な事だらけだぞ～～！！！

 私は「飴と鞭」じゃないけれど

誉める所は誉める、叱る所は叱る。

ビシビシ熱心に厳しくやって下さる先生がいいなぁと思う。

２時間目は息子の中学に行きました。

教科は「道徳」。

アメリカの事件。

小さな子供が暖炉で遊んでいて、暖炉の柵が胸に刺さり、流血し

母親は子供が死んだと勘違いし泣き叫び、父親は息がある事を確認し、

すぐに救急車を呼んだが、出払っていて３０分以上来ない。

タクシーも出払っている。

外に出て見知らぬ男に「子供を病院へ連れて行ってくれ」と頼んだが

男は「大事な仕事の打ち合わせに来ているので連れて行くことは出来ない」と言う。

父親は「では車を貸してくれ」と言うと

男は「見知らぬ人に車は貸せない」という。

父親は男の発言に怒り、男を殴って車を奪い、

子供を車に乗せて病院へ連れて行った。

殴られた男は、警察を連れて病院まで追いかけてきて

子供の父親は窃盗と暴力の疑いで逮捕された。

この父親の取った行動に対し、あなたは賛成ですか、反対ですか？

と言う授業でした。

この事件は、まだ判決が出ていないらしい。

授業の答えはないのだけれど、その事件に対してさまざまな意見が交わされた。

賛成も反対も半々で、わからないという子もいた。

果たして、これを読んだあなたはどっち派ですか？

冒頭の

「叱らず説得するだけの優しい先生」が良い派と

「叱るべき所は厳しく叱ってくれる、飴と鞭先生」が良い派・・・。

人それぞれ多種多様、様々な意見があると思います・・・。

でも反面、人に流されやすい人もいると思う。

大人の世界でも「あの人が行くんだったら、私も行こうかな」

「あれを買おうと思ったけど、あの人が辞めたほうがいいと言ったから買わない」

「あの人があの人の事をああだと言ったから、あの人はあんな人なんじゃない？」

などと言う人はかなり居る。

アメリカのように色んな人種が沢山いる国ではいいと思うけど

日本のように１人がＡと言ったらＡに流される人も多い中、

陪審員制度もどうなんだろ・・・。

難しいよなぁ・・・。