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2011.11.29
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カテゴリ:中学校
2009-12-08 15:02:33
 
29日、進路対策部の企画で唐津市長を招き
 
進路セミナーが行われた。
 
市長の講演の題目は
 
「唐津の未来と子ども達へのメッセージ」
 
 
自らの生い立ちや、市長になられるまでの経緯に始まり
 
唐津の町の素晴らしさ
 
唐津くんちが国の重要無形文化財の中の1位であるということや
 
唐津焼の素晴らしさや唐津の歴史などを
 
子ども達に分りやすく説明された。
 
「唐津に生まれ、育っていることを誇りに思って欲しい」と。
 
 
東日本大震災の関連話から
 
釜石市の中学生たちの命をかけた人助け、
 
そして
 
市内の県立高校の昨今の業績も褒め称え
 
君達のすぐ上の先輩である高校生達がいかに頑張っているかと
 
いうことも理解して欲しい。と。
 
 
最後に質問タイムなどが設けられたが
 
誰も質問する子どもがおらず、痺れを切らして
 
進路指導部 部長が質問した。
 
「市長になられるにあたっての転機となった言葉などありますか?」
 
それに対して、市長の答えは
 
「人は人から学ぶのです。お勉強は物事の考え方を学ぶものですが
 
生きていく上で大事なことは、よりたくさんの人と接して
 
たくさんの物事を学ぶことが大事です。」
 
 と仰った。
 
 
 
この日の午後
 
広報部の会議(広報誌2号のため)でこの話題になった。
 
5名中、講演を聞きに行けたのが私だけだったが
 
それぞれの子ども達が帰宅後の感想は
 
「眠たくなった」とか「自分の話ばっかりだった」とか言う子もいたらしいが
 
あんなに内容盛りだくさんの話だったので
 
何か一つでも心に残ったのがあったのじゃなかろうかと思う。
 
きっと子ども達は照れくさいので
 
親には何も言わないのだろう。
(現にうちの息子もそうだったし)
 
 
 
翌日の30日。
 
ホンマでっか?のテレビで
 
ほぼ似た様な話題があった。
 
人と人との付き合い(友達)は150人が限界
 
という話から
 
FBやツイッターは別の脳領域なのでここでの友達とは別問題である。
 
 
実際の本当の友達(電話したり直接会うなど)と接することと
 
ネットなどの交流はまったく別の脳が働くのだそうだ。
 
 
そして更に
 
心理学者植木先生が、それに関連して
 
「人は『自分探しのための旅』に出たりするけれど
 
人は一人では自分を探せない。
 
人はたくさんの人と接してみて初めて 自分と言う人間がわかるのです」
 
と言っていた。
 
 
 
なんだろね、最近、よくこういった類の話をよく耳にするんだよね。
 
 
時代がそうさせているんだろか。
 
確かに最近の子どもたちは「コミュニケーション能力」に欠けているなぁと
 
思うことが多々ある。
 
イヤならやめる。
 
嫌いなものは何があろうと嫌いだし受け付けない。
 
見て見ぬふりをする。
 
 
最近の親も
(私も耳が痛いが)
 
極力自分の子どもの嫌な部分から目をそらす。
 
 
高校教師をしている義妹が
 
「生徒が遅刻ばかりするので、親に電話したら
 
『なぜ私に言うのですか?子どもに言ってください』と逆ギレされた」
 
「修学旅行当日に出てこないので、電話したら
 
親が『行きたくないのなら仕方がない』と言った」
 
と言っていた。
 
 
わが子とすらコミュニケーションが取れなくなる時代なのか・・・・?
 
 
 
 
 市長の話は、非常に的を得た
 
とても大事な話だったのかもしれない。
 
 





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最終更新日  2011.12.01 19:29:40
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