幻の大幹線道路と日胆国境・1
今でこそ、高速道路が繋がりましたが、平成3年になって、国道274号線の不通区間が「樹海ロード」として開通する前は、道都札幌と道東を行き来するには、難渋をしていました。当時の日高支庁管内日高町(現在の山ひだか)と胆振支庁管内の穂別町福山とは、道路がなく、十勝側から、札幌に向かって行くには、狩勝峠を回るか、国道273号線をさらに進み、道道を迂回してゆくしかありませんでした。この幻の大幹線道路を進み、「日胆国境」に行ってみましょう。当時はこのような大型標識は無かったと記憶しています。今は、標識は立派ですが、右折先の道路がわかりますか。ヒントは白い車です。この目立たない交差点を右折します。道路名はこちらです。(つづきます)