治療その後1治療方針が決まり、排卵誘発の注射を打ち始めた。これは文字通り排卵を誘発するもので生理が始まってから排卵まで約2週間「卵」を育てるために毎日お尻に筋肉注射するのです。 これは水溶性ではないので注入もすごく痛い・・・よくもんでおかないと「しこり」になってしまう。 この2週間の間、毎日病院まで注射を打ちに行かなければならない。 診察は無いのだが注射専用の処置室に行き打って帰って来る・・・ 電車賃だけでも馬鹿にならない。 でも医療費控除の対象になるので毎日メモをとって注射の領収書と一緒に取って置く。 排卵のあたりになると先生に卵巣をエコーで見てもらう。 そろそろ排卵になりそうだと先生が教えてくれる。 そうなると「GO」サインだ。 その夜はラブラブをいたさなくてはならない。 そう旦那がどんなに疲れていても、遅く帰ってきても排卵は待ってはくれない。 文字通り「いたさなくては」いけないのだ。 ムードが盛り「上がって」ラブラブとなるわけではないのだ。 ムードを盛り「上げて」ラブラブとするのだ。 一時悩んだときもある。 ムードが盛り上がってではないし、第一、「今日排卵らしいのよろしく」といってからいたすわけで疲れていようが遅かろうががんばらなくてはならぬのだ。 自分達のラブラブが他人(先生)によって決められている・・・ そう思うとむなしくなった。時もあった。 |