2005/04/11(月)12:26
決断のとき
昨夜、I社のAさんが土地情報を持ってきてくれました。
チラシが入っていたからと言って渡されたその紙には、隣の町の分譲情報。
広さも生活の利便性も良いものです。
価格は「ちょっと頑張る?」というくらい。
でもとりあえずは見に行ってこなくちゃねと、今日、現場を見てきました。
正直なところ、悪くない。
今まで見てきたものの中ではいちばん心を惹かれる物件です。
9軒のお家が建つ分譲地。
新しい分譲地の魅力って、そこのみんなが新しく越してくる人なので、仲良くやっていけそうだってことだよね。
見て来てますます魅力的に思えてきました。
ただ、気になることが。
そこの地盤と、海からの距離です。
地震が来たときに津波って、どのくらいのところまで来るのかな。
何十キロも来るのかな。
それとも数キロ以内かな。
もしも何十キロもになるのなら、ちょっと怖い。
海からここまででブロックできるようなものがあったかしら。
とっても大きな川もあるんだけど、そこからの距離的には大丈夫かしら。
津波が来たときに、その川を逆流して上がってきて、堤防が決壊するかもしれないし、その水が、何キロも先のここまで届くかもしれない。
地盤自体は、少々なら地盤改良でどうにでもなるとは思っているの。
でも、さすがに、田はどうなんだろう。。
そこの分譲地一帯は、たぶん、もともと田畑。
でも、広さや利便性を考えると申し分なし。
パパもかなり悩んでいるみたいです。
実は、ほんとは住みたい場所があって、そこはもう少し海から離れた、地盤が固いと言われている「台」が付く名前の場所。
でも、そこは昔からのお家がたくさんあって、新しい分譲地なんて出なさそうだし、何よりも価格が高い。
そこは学校も近くて、ほんとに住むための場所という感じなの。
夜まで悩みました。
今日見てきた分譲地にするなら、早く決断しなきゃ、気に入るところを選べないかもしれないものね。
そうして、いっぱい悩んで、そこの分譲地はやめることにしました。
不安のある土地なら、やめようって。
ずっと住むところだし、大きな買い物なんだから、ほんとに気に入るところにしようって。
価格が高いなら、その分を先に延ばすことによって貯められるんだし。
それがベストな選択だったのかどうかは、先になってみないとわかりません。
でも、後悔しない結果になるといいな。