◆嬉しかったこと◆

昨日も書きましたが、今回のきもので日本酒の会に、お母様のきものを着て下さった方がありました。 当初、参加されるのにご自分のきもので適当なものがないとおっしゃったので、「お母様のものでもいいですよ」とお伝えすると、お母様はいろいろ持っていらっしゃったそうです。そのお母様のきものはおばあちゃんがその昔いろいろ作ってさしあげたものだそうで…。 そのお母様のきものが見事にぴったり。身丈も裄もご自分用に作ったのかと思うくらいです。和室の中で華やかなきものは一段と映えるような気がしました。 このきものをお召しになって一番喜ばれたのはお母様でしょう。 そして、お母様が昔お召しになっていたのを覚えている彼女にとっても 感慨深いものになったでしょう。 そして、この「きもの」（物）もまた着ていただく機会を得て喜んだことでしょう。 そして、私どももこういう機会を設けたことによって、参加されたお客様に このような喜びを与えることができとっても嬉しく、幸せに思いました。 こんなことがあるからこそ、これからも続けていきたいと思いました。