鳥羽・浮島のチヌかかり釣り PART2
船頭の言ったとおりなーにもおらん状態が10時まで続きます。潮もまったく動く気配すらありません。 10時過ぎに船頭が見回りにきました。私 『刈屋と牛島の方はどう?』船頭『刈屋はコノシロだらけ、牛島はまったく×…』船頭『今日はこれ!潮、すみきっとんなぁ!これでは食わんで…』とプロのアドバイス?です。『まぁ!がんばってや!』といって去っていきました。 あまりにもあたらないので昼寝でもしようと椅子の背をリクライニングさせ、後ろの牡蠣イカダをみると!『な!なんと!年なしチヌがガリガリと牡蠣についたイガイを食べているではありませんか!』それも1匹どころではありません。何十匹とうろうろしています。 朝から回収したボケの表面温度が気になっていたのですが、やはり底潮は未だ冷たく、チヌが浮いている様です。私 『こんなんでも食うのかな?』とオキアミを2,3匹牡蠣イカダの方に投げ込みます。海面3m付近で『なんと!パク!』と捕食するではありませんか!早速、オキアミを針に付け、真後ろに向いて3m付近に落とし込むことにします。 そっーと、糸をなじませながらゆっくり落とし込んでいくと…『ギゅー----』といきなり穂先が牡蠣イカダめがけて突っ込みます。『ガツッン!』『ゴンゴン』で下を見ると、間違いなく『年なし』です。リールを高速回転させますが、2,3回のやり取りですぐに牡蠣にすれジ・エンド!私 『強烈!!それにしてもデカかったな!?あたりまえか!でもこの感触、たまらんわ!』と独り言が出るほど興奮しています。で、チヌの方はというと…殺気を感じたのか?何処かえ消え去っていました。 ハリスを点検すると3号がボロボロになっています。これでは何度やっても糸と針をムダにするだけだと気付きあきらめて、もう一度釣り座を作る為に、シラサエビダンゴを8個投入し、1時間ほど仮眠を取ることにしました。仮眠後、時刻は2時30分です。オキアミを付け投入します。