10月に観て感動した映画は阿弥陀堂だより● 阿弥陀堂だより ![]() ![]() みどころ等: 東京に住む孝夫と美智子の夫婦。夫は新人賞を受賞するも、それ以降なかなか日の目を見ない売れない小説家。妻は大学病院で最先端医療に携わる有能な医者だった。あるとき、妻、美智子はパニック障害という原因不明の心の病にかかる。仕事にも、都会の生活にも疲れていた二人はそれをきっかけに、孝夫の故郷、信州に移り住むことを決意する。 山里の美しい村に帰った二人は、96歳の老婆おうめを訪ねる。彼女は、阿弥陀堂という、村の死者が祭られたお堂に暮らしていた。何度かおうめのところに通ううちに孝夫は、喋ることが出来ない難病を抱える少女、小百合に出会う。彼女は村の広報誌に「阿弥陀堂だより」というコラムを連載していた。それは、おうめが日々思ったことを小百合が書きとめ、まとめているものであった。 それまで無医村であったこの村で、美智子は診療所を開く。おうめや小百合、そして村の人々の診察を通して、医者としての自信と責任を取り戻してくる。 一方孝夫は、中学校の時の恩師、幸田重長がガンに冒されながらも死期を潔く迎えようとしていることを知る。幸田老人と彼に寄り添う妻のヨネの生きる姿に、深い感銘を受ける孝夫。 二人は村の人々とふれあい、自然に抱かれて暮らしていくうちに、いつしか生きる喜びを取り戻していくのであった。 そんな時、小百合の病状が悪化していることが判明する。すぐに手術をしなければ命が危ないという事態に、美智子は彼女の手術担当医として再びメスを握ることを決意するのであった。 ひでちゃんの感想: 阿弥陀堂だよりというのは、村の広報誌にコラムとして連載していた。 この作品は、日本のこころのふるさとが、本当にたくさん出てきます。 特に撮影は、長野県の飯山市の農山村を中心とした日本の原風景を四季折々の 美しさと伴に祭りなどの風物詩などが数々描かれており本当に誰もが懐かしい なあと感じてしまう不思議な想い・不思議な感動を与えてくれる作品でした。 なんと撮影日数は、130日以上という長期撮影になったらしい。 小泉監督は、あの有名な黒澤明監督の遺稿脚本の「雨あがる」が初の監督作品で皆さんご存知のように日本アカデミー賞最優秀賞を受賞、またヴェネチア映画祭で「緑の獅子賞」を受賞するなど世界中で高い評価を受けて、それから2年後に、南木佳士の同名小説「阿弥陀堂だより」を脚色して映画化したのがこの作品です。 出演者の中で一番光り輝いていたのが、阿弥陀堂で生活する老婆役で、なんと91歳の大女優「北林谷栄」さんが熱演していた姿に感動した。 主人公夫婦を演じるのは、「雨あがる」の寺尾聡と久しぶりの映画出演の樋口可南子。さらに香川京子、井川比佐志、吉岡秀隆や、ベテランの田村高廣、そして映画初出演を難役に挑んだ小西真奈美などが脇をしっかり固めている。 やっぱり洋画とは、また違った四季折々の風景などの情緒たっぷりで感動して”ちょっと(;_;)ウルっと”、きましたよ。 のどかな田園風景と童謡の「ふるさと」「夕焼け小焼け」が本当にマッチした風景が美しいでした。 映画も良かったし、本当に今日の、”気分は最高!★彡!”.。o○でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ジャンル別一覧
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