|
カテゴリ:旅行・出張
昼食の後は近くにある寺田屋に徒歩で向かいました。 寺田屋は坂本龍馬とおりょうさんとの恋の宿として有名です。 幕末期にこの寺田屋で2つの大きな事件が起きています。簡単にまとめてみました。 (1)寺田屋騒動 文久2年(1862)4月23日、島津久光候(藩主忠義の父)が1千名の薩摩藩兵を率いて上京したことが事の起こりで、急進派の薩摩藩士を含めた諸国浪士など数十人の尊攘派が集まり、幕府誅伐の過激な計画を実行しようとして寺田屋に集まっていました。鎮圧側は上意討ちの許可が出ているために、藩邸への同行を頑なに拒否した急進派藩士の有馬新七以下数名を、その場で斬殺せんと及んだ為に、激しい剣戟を伴う乱闘になった事件。 (2)坂本竜馬襲撃 慶応2年(1866)1月23日、薩長同盟の締結した翌々日に百数十人の伏見奉行配下の捕り方が寺田屋を急襲しました。異変にいち早く気づいた婚約者のおりょうは、入浴中にも関われず、素っ裸で裏階段より龍馬たちに急を知らせ、龍馬は所持したピストルを利用して多数の捕り方相手に大乱闘となり、手傷を負いながらも屋根づたいに逃げた事件。 さてさて、受付をして順路に沿って2階に上がると右手に竜馬の部屋(梅の間)がありました。 2階には4つくらい部屋があり、どの部屋かは分かりませんが現在でも宿泊できるみたいです。 上記の2度にわたる騒動の際についたと思われる刀痕や竜馬が放ったと思われるピストルの弾痕が今でも残っています。 2階から見ると階下に小さな中庭があります。 階段を降りると、浴室があります。 このお風呂に入っているときにおりょうさんは外の異変に気づき竜馬に急を告げに行ったそうです。 昔の寺田屋の写真と比べると今でも昔の面影が残っています。 寺田屋の見学は騒乱の幕末期の一端を垣間見れとても良かったです。 寺田屋の後は10円玉に描かれている平等院に行ってきました。 また報告します。 ↓↓ ご購読ありがとうございました。ポチッと応援よろしくお願いします ↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行・出張] カテゴリの最新記事
toshiba_reizokoさん
>有名な寺田屋襲撃事件。 > >今でも刀傷や弾痕が見られるんですね!? >維新の激動を垣間見ることができるなんて。 >是非訪れたいと思いました。 ----- toshiba_reizokoさんはきっとお好きだと思いますよ! おりょうさんの若い頃の写真も飾ってありました。 とってもキレイな方だったですよ。 (2008年05月10日 11時34分55秒) |