カテゴリ:師曰く・・・
師曰く、
「会社で研究室長をやっていたとき部下をつけて欲しい、という研究員が 多くいたけれども、部下を増やすとたいていの場合は効率が下がってしまった」 ------------------------------------------------------------------------- ふつう、部下を増やしたら効率よく仕事が回って成果が上がりそうですけど なぜなのでしょう? 部下を増やした際に起こることは、部下の仕事をマネジメントする、という仕事 が生じてしまうことなんですね。これがジツは結構大変なんですね。 自分ひとりでやる分にはとても効率の高い仕事をする研究員でも 自分の部下に自分と同じ効率では仕事をさせることが難しいのです。 自分が思っていることを部下が完全には理解してくれませんし、 思い通りには動いてくれません。 そして、マネジメントに時間をくわれてしまい、自分自身の効率は以前より 下がり、思い通りにあがらない業績に上司からプレッシャーがかかり・・・ だから、部下を増やす場合にはこれをうまく使う方法論が必要なんですね。 ただ増やしただけでは効率は落ちてしまうのです。 上記は競争社会の話で僕も会社員のときは実験の助手の方などいましたけれど なかなかうまく仕事をしてもらうのは難しかったですね。 翻って共生社会では、リーダーはいつもスタッフがあそばず、いい雰囲気で 最大の仕事ができるように目配り、気配りをしなければいけません。 このときは自分では仕事はせずに周りがうまくいくようにすることに 意識を集中する、というのが師匠の方法論ですね。 2010/3/3 TAKE お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月03日 23時01分27秒
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