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2007.01.14
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カテゴリ:夢日記
何が原因かは分からない。

大きな建物の中をとにかく逃げていた。

ただ、仲間と逃げていた。

仲間?!

いや、仲間というものじゃない。

他人だったのかもしれない。

ある地下街だったと思う。

有名なアーティストがゲリラライブをするというのを知ってか、多くの人が色んな所にいた。

どこの場所に現れるのかは分からなかったが、ただ一目みたいという人がたくさん集まっていた。

俺はそんな場合じゃなかったけど、でも少しは気になった。

違う場所で大きな音が響いた。

どうやら、ライブが始まったみたいだ。

俺のいる場所でやっているのではないらしい。

周りはガヤガヤしている。

このライブが始まったのと、同時に俺達は一斉に走り出した。

人ごみに紛れようとしたのだ。

何とか撒いたと思った俺達は、落ち着いてトイレへ行くことにした。

安堵の表情を浮かべなから、仲間と喋りながら洗面台へいった。

仲間3人が出口へ向かおうとして、俺も行こうとしたその時だった。

急に黒ずくめの男達が入ってきた。

一瞬で俺は俺達を追っている奴だと気づいた。

そして、そんな考えとは別に体は壁の角へ身を隠していた。

最初に出ようとした1人は捕まっており、あとの二人もじりじり詰め寄られて首を捕まれた。

殺される!

ただそのことしか考えられず、体は震えていた。

俺の真横では仲間が捕まっている。

追っ手は俺のことが見えているのか、それともただの一般人だと思っているのか、はたまた壁で隠れて見えなかったのか、3人を連れて出て行った。

俺は恐ろしさのあまり、しばらくその場を動く事ができなかった。

しかし、このままでは自分の身も危険だということで、とにかく逃げることにした。

黒ずめの男達はどこにも見当たらなかった。

俺は急いで建物の出口の方へ向かって外に出ようとした。

出口へ向かう前の所で、女と目が合った。

知らない人でそのまま走りすぎようとしたが、次の瞬間その女が黒ずくめの男達の仲間だと分かった。

目が合って、一瞬で拳銃を取り出したからだ。

ヤバイ、このままじゃ!

何とか出口まで走った瞬間、ドアのガラスが一気に割れた。

そう、女は銃口を俺に向け撃ってきたのだ。

弾は当たらず、俺は外に出た。

しかし、目の前にあったものは最悪だった。

ここは高速道路かと思うほどのスピードで多くの車が4車線の道路を走っていた。

俺に迷っているヒマはなかった。

女は目の前まで近づいてきている。

俺はたくさんの車が行き交う道路に向かって走った。

これなら、撃たれるより、車に轢かれて死ぬ確率の方が高いんじゃないかとさえ思った。

運良く車をかわして、1、2車線を通り越えた。

しかし、女はなんのためらいもなく俺めがけて撃ってきた。

車のガラスに弾が当たり、運転手に当たったのか、車が横にそれて他の車とぶつかった。

それと同時に後ろからブレーキをかけても間に合わない車の大群が次々とぶつかっていった。

俺はそれを横目で見ながらも、必死で反対車線へ向かい、何とか道路を渡りきった。

すぐさま路地裏へ向けて走っていった。

どれぐらい走っただろうか・・・

疲れた俺はどこかも分からない場所を歩いていた。

恐怖と疲労で衰弱しきっていた。

そしてたどり着いたのが、チャイナタウンらしき場所だった。

細い路地には露店がいっぱい並んでいた。

アジア系の人がたくさんいる中を俺はただ歩いていた。

そしたら、目の前にいた子供が俺の横にくっついてきた。

何がなんだか分からなかったが、子供はついてきた。

そして店を指差した。

そこには男女の店員がいた。

見たところ子供の親のようだった。

その両親は俺を店の中へと入れてくれた。

客で賑わっている他の店と違って、この店はガランとしていた。

疲れていた俺は考えることもできず、ただ甘えて飯を食べさせてもらっていた。





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Last updated  2007.01.15 04:51:19
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