2011/05/13(金)04:11
初田悦子ライブレポート第19弾---ぷちワンマンは充実の時間(後編)
20分程の休憩を挟んで、
「それでは第2ステージ始めますっ!」という声とともに2nd stage開始!
去年のワンマンライブでもギターのサポートをしていたわたなべゆうさんと
初田さんが“誰かと新しいことしてみたい”という思いから、ツヰッタアのDMで
サポートを依頼したという二胡奏者の木村ハルヨさん。
そんな2人のゲストとともに登場。
そして『悲しくてやりきれない』から3人でのセッションがスタート。
↑左が木村ハルヨさん、右がわたなべゆうさん。
1st stageとは打って変わって静まり返る会場に
響き渡るギターの音色。
初田さんの歌声とのシンクロ度合いは言葉にならないほど。
余談ながら、
この日のライブでは照明効果の変化は終始無かったが
『悲しくてやりきれない』では雰囲気に合わせて照明が落ちても良かったかな、と思う。
続いての『神様との約束』は、
わたなべさんが初田さんに歌わせたい!と選んだ曲だそうな。
しかし元々はギターインストの曲なだけに、メロディが超難しい。
あまりにも難しい印象が強くて歌詞がうろ覚えだが(笑)
生まれて生きていく、というメッセージの強い曲だった気がする。
ゲストの2人に代わり再び鎌田さんが登場。
現在、CDを制作中であるというトークを挟んで準新曲『空に』。
鎌田さんのピアノオンリー。
会いたいけどもう会えない、そんな切ない気持ちを初田さんが
ものすごく感情を込めて歌う。
2nd stage 4曲目は『MOTHER』。
ご存知、初田さんがデビューするきっかけとなった歌スタ!!で
最終プレゼンのために作られた曲である。
↑『MOTHER』熱唱中の初田さん
今までのライブでも何回か聴いているが
この日の『MOTHER』は今までで一番良かった。
「何が」っていうんじゃなく、曲全体からの壮大な世界観から出るオーラに
引き寄せられてさらに引き込まれるようなイメージ。
「それはニフラムだっ!」
と、ある意味で的確なドラクエネタを振りまくマクロベータ君は放置しておくとして、
普段、CDで聴く限りではそこまで好きなタイプの曲じゃないんだけどね。正直なところ。
でも、こういう感覚が味わえるのがライブの醍醐味だ。
ここで、がっちゃんとのぐりんが再登場。
次なるは“ド新曲”の『海賊の花嫁』。
↑アングルのせいで見えないが、初田さんの後ろにがっちゃんも。
ベースガンガン、歌は止まらぬ勢いでバシバシ。
シャンソンの風合いも少なからず取り入れた1曲だったように感じるけど、どうなのかな?
木村ハルヨさんが再び加わって『SINCERE』。
ニ胡で始まるイントロ(アルバムではバイオリン)は妖艶な雰囲気が醸成されて新鮮。
演奏が特に強調されるアレンジになっているし、
二胡とピアノの織り成す世界にも耳が自然と釘付けになった。
この後、『星のピカリ☆』を挟んで、
「今日で最後の人なんて1人もいないと信じてる。また、ライブで会いましょう!」
2nd stage ラストに歌うのはもちろん『きみのママより』!
そう、初田悦子といえば何と言ってもこれだからね。
♪ママはママはもろいの きみが支えてくれたの
世界で一人のきみのママだから~
♪ママになれば夢なんて 後回しと思ってた
心が騒いでも見ないフリして~
あー、本当に何度聴いても心の底から感動するステキな歌詞だわ。
と、初田さんが退場してライブは終了・・・のはずもなく、
鳴り止むはずのない拍手に応えてすぐにステージに舞い戻って
「アンコールありがとうございまーす!」
がっちゃん、のぐりん、鎌田さんもサポートで登場。
ここで初田さんから思いも寄らぬアナウンスが!
東日本大震災の復興に向けたチャリティーアルバムに
『僕らのラララ』で初田さんが参加!
しかも、「皆さんのラララとともに東日本に届けたい!」という思いの実現のために、
ライブ観衆によるラララ合唱を録音して音源に含めるという。
湧き上がる大歓声。ナイスな発案だ。
「画期的な試みアル!」
先に、会場全体での何度かの練習を経て「ラララ」合唱を録音。
この日会場に居た初田さんのお母さん&お嬢さんを筆頭に、みんな大きな声で歌ってたねぇ。
↑この収音マイクで録音。
そして気持ちが高揚したところでアンコール1曲目がスタート!
“日本で一番の『僕らのラララ』好き”を公言した
大野賢治さんもギターで特別参加して、初田さんの歌う『僕らのラララ』!
熱のこもった演奏と力強いリズムに乗って
初田さんはもちろんのこと、会場中が最高潮!
↑『僕らのラララ』のクライマックス。体全体で歌う初田さん。
『僕らのラララ』が終わると、嘘のような静けさ。
そしてそれまでのサポートメンバーと入れ替わるように、木村さんがこの日3度目の登場。
ライブのラストを飾った1曲は、『夢で逢いましょう』。
意外にもライブでは初めてだが、それはアルバムで聴く歌まさにそのもの。すごいなー。
こうして、見所&聴き所満載のぷちワンマンライブは幕を閉じた。
うん、今年も遠路はるばる大阪まで来て良かった。
で、ライブが終わった直後に感じたこと。
心がすごくすごく充実感に満ちていた。
・・・初田さんのホーム大阪でのライブだったってこともあるのかな?
でも、去年のワンマンライブの時みたいに「感動したぁ」って感じよりも
「たっぷりお腹いっぱいいただきました!」っていう気持ちの方が強かった気がする。
2年前から何度となくライブに参戦してるけど、
同じ初田悦子のライブでも、その時その時によって感じ方が変わる。
ちょっと不思議で、面白い。
でも、それがあるから、自然とまたライブ会場に足を運びたくなるんだろうな。
・・・ん?
ライブが終わったということは、東ヰンドの個性的活動は?というアナタ!
(いたら嬉しい!)
無論、今回もド派手(?)に繰り広げたましたぜ!魚!魚魚魚!
ただ残念ながら今日はスペースなくなっちゃいました・・・ハハハ(^o^)
ので、次回の更新にてその模様をご紹介いたします!
以上、初田悦子ライブレポート第19弾---ぷちワンマンは充実の時間でございました。