2012/06/04(月)17:18
初田悦子ライブレポート第32弾---感無量!3度目の函館!!(前編)
二度あることは三度ある、とよく言われる。
物事は繰り返し起こる傾向があるものだから、
失敗を重ねないように注意せよ!
という意味だ。
まるでワタクシのことを形容し、
ワタクシを戒めるために出来上がったかのような故事成語だ。
そんなことを考えながら日々を過ごしていたら、巷で
今年もまた函館で初田悦子ワンマンライブが開催される
という情報を耳にした。
おう、おめでたい。
初田さんもきっとお喜びのことだろう。
ん!?そういえば・・・
去年6月18日に開催された
初田悦子 歌う子育てコンサート~ママからのおくりもの~のために
函館遠征した時に初田さんからいただいたサインをよく見てみよう。
あ、
「またハコダテで会うのであろう・・・(笑)」って書いてある。
となると・・・・・・初田悦子ファンとして
函館に参上しないわけには参りませ~ん。
ということで!
行ってきました。3度目の函館!!
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2012/05/26
初田悦子 家族でいっしょに楽しいコンサート
~子供といっしょにきてきてきて~ セットリスト
Place: 函館市芸術ホール
第一部 (13:31-14:30)
1. Kissのうた
2. きみのママより
3. パパにラブレター
4. 夢☆ジオラマ工房
わたなべゆうさんギターソロ: ルパン3世のテーマ
5. パダン・パダン
6. 幸せなら手をたたこう
7. シャボン玉
8. さんぽ
第二部 (14:49-15:40)
1. クマのマク
2. 星のピカリ☆
3. 天使のめがね
4. パパとあなたの影ぼうし
5. Believe
6. 勇気100%
7. アデュー~旅芸人のうた~☆
アンコール (15:41-16:00)
1. きみのママより
2. 僕らのラララ
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3回目となる函館市芸術ホールでのライブ。いやーおめでたい。
伝説の千葉県野田市ですら、まだ1回だけである。
・・・それはそれで急務だ。なんとかしなくてはならないが。
同じ土地で、しかも北海道でライブが3回開催されるのは、
観に来ていたお客さんの「また観たい」という
リクエストナシには実現しないことだから、
「たくさんの人に初田悦子の歌を聴いてほしい」と願う
初田悦子ファンのワタクシにとって、この上なく嬉しいことである。
さて、到着。
3度目ともなると、地図など見なくてもたどり着けるようになる。
うおおおっ。気持ちが高揚!
さっそく会場入り。
もちろん、これまでのここで行われたライブ同様、アリーナとベビスペは健在。
実に画期的なアイデアだ。
↑アリーナが約3m×18m、ベビスペは30席くらい
↑アリーナ&ベビスペの様子
開演10分前くらいの時点で、会場には150-200人くらいの観客。
(最終的には330人の動員数だったそう。)
↑会場には、子ども連れのママさんが本当にたくさん。
壁面にはハート型の紋様が映されていた
開演予定時間をわずかに過ぎたところで、暗転。
サポートメンバーのみなさんに続いて、
初田悦子がステージ上に登場!!ロシア人!!!
「みなさん、こんにちは!ここに3回も来させてくれて
ありがとう。今日は楽しんでいこうね~!!」
栄えある最初の曲は昨年に続いて、『kissのうた』!
80年代彷彿ナンバーで会場は手拍子に包まれる。
ここで初田さんの簡単な自己紹介。
面白かったのは、ロシア風の頭髪色にちなんだこんなトーク。
「最近自我に目覚めてしまいまして・・・
この頭で、目立ったPTA役員もやっております。」
フッフッフ。4月にこの御姿を見た時は、
3年以上のファン歴を持つワタクシもさすがに驚いたさ。
これが3度目の函館ライブであることと
その実現に関する感謝の気持ちなどを述べられた後、(←表現が堅い・・・)
この日のサポートメンバーのみなさんの紹介。
↑写真右「ゆうちゃん」ことギターわたなべゆうさん、
写真左「サブちゃん」ことアコーディオン田ノ岡三郎さん
↑写真左はお馴染み“抑え切れない存在感”「鎌ちん」ことピアノは鎌田雅人さん
(第一部3曲目『パパにラブレター』の時の様子)
「私は、『悦っちゃん』で。2年連続で『悦子おねえさん』と
呼んでもらっていたんですが、今年に限ってやめさせていただきました。」
毎年観ている人にとっては、ちょっとシュールなトークだったね。(笑)
ということで、ここからは悦っちゃん表記で。
歌に戻って2曲目は、何と言っても
悦っちゃんの代表曲である『きみのママより』。
ホールでしか味わえない声の響き。
アコーディオンの音色が、感じる心を増幅させる。
続く『パパにラブレター』は、
「♪旅行だって屋久島にも~」→「♪旅行だって函館にも~」のスペシャルバージョン。
(あれ?ワタクシのホームタウン千葉県野田市で歌った時は
原曲どおり「屋久島」だった気がするけど・・・
って去年も一昨年も書いた気がするけど・・・ん?おかしいな??)
アリーナ席の子どもを見て歌う悦っちゃん。
このあたりからは、歌にも一層のパワーがみなぎってきた。
ここまで3曲、ホール仕様のややまったりとした第一部のスタートだった。
間髪入れずに流れてきたのは、ワタクシのお気に入りであり
今年に入ってから作られた5拍子の新曲『夢☆ジオラマ工房』のイントロ。
↑これまでと少し異なるピアノアレンジだった『夢☆ジオラマ工房』。
サビの中で、もどかしい心の叫びを歌っているところ(だと思う)
「ここはライブハウス!?あなたたち音楽楽しむの上手!!知らない歌でしょう!?」と、
子どもたちに向かって語りかける悦っちゃん。
しかし、ワタクシは、ここまでのすべての歌を知っていた。
(しかし、断じてワタクシに対して言っているのではない。)
この後、ギターゆうちゃんによる繊細な『ルパン3世のテーマ』ソロ演奏をはさみ、
アコーディオンのサブちゃんとのデュオ編成で
「子どもたちが『怖い』と思うナンバー」
シャンソンの名曲『パダン・パダン』が披露された。
↑究極に熱の入った歌と演奏で繰り広げられる『パダン・パダン』
聴いていてゾクゾクしたものを感じるほど、伝わってくるものがあった。
子どもたちの反応は・・・いろいろ。
シャンソン独特の雰囲気を感じて怖がっている子もいれば、
ステージを見つめて聴き入っている子もいれば、走り回っている子も。
次いで、突然の「起立!」の声に促されて
観客も巻き込んでジェスチャー満載で歌った『幸せなら手をたたこう』が始まった。
↑『幸せなら手をたたこう』は会場全体を巻き込んで大盛り上がり
ここで、ステージ後方の幕が上がり、
函館の弦楽アンサンブル“アダージョ”のみなさんが登場。
ほう。現地で音楽を愛好している方々とのコラボレーションか。
きっと彼らにとってもなかなかあるチャンスではないだろうし、
こういう形での交流は、すごくいいと思う。
ピアノ+アコーディオン+ギター+弦楽によって奏でられる
童謡『シャボン玉』は、
とても伸びやかで、歌も心も一緒に飛んでいくかのような感覚を憶えた。
第一部のラストを飾ったのは、
『となりのトトロ』のテーマ曲『さんぽ』だったが、ただ歌うだけではない。
サブちゃん、ゆうちゃんと一緒にステージを下り、
子どもたちを引き連れて場内を1周しながら歌っていく。
ははぁ。ステージを下りて練り歩き。歌い手と間近で触れ合えるとは。
本当に素晴らしい。今回のライブでは、いろいろな試みがあるな。
「後半も一緒に楽しみましょう!」
という言葉を残して悦っちゃんがステージ裏に下がる。
これにて第一部が終了。
(後編に続く)