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カテゴリ:初田悦子
久しぶりの初田悦子ライブレポートである。
ジャキジャキ書いていくぞ。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 2013/02/07 毎日が誰かの何かの記念日 セットリスト (初田悦子さんの出演セクション) Place: 南青山MANDALA わたなべゆうさんステージにゲストボーカルとして参加 4. マクのクリスマス 初田悦子ステージ (21:36-22:10) 1. 夢☆ジオラマ工房 2. 海賊の花嫁 3. 忘れてね 4. きみのママより 5. 君に歌うよ 6. 光 マサトシステージ(計6曲)にコーラス参加 (22:46-23:28) ―――――――――――――――――――――――――――――― 途中参加。 ![]() ↑会場の南青山MANDALA。 中は広々としており、食事やお酒を楽しみながらライブ鑑賞できる 大人向けのライブスペースといった趣 今回は初田さんのプロデューサーである鎌田雅人さんの バースデーライブで、鎌田さんに縁のある多くのミュージシャンが集まって ライブをやろうというコンセプト。 ワタクシにとって前回のライブ参戦だった、 昨年9月27日の三軒茶屋GRAPEFRUIT MOONにおけるライブの 出演メンバーが、さらに豪華になった形のライブだ。 いやはやもう豪華豪華豪華豪華豪華。 ![]() ↑こんなにたくさん! その豪華すぎるとも言えるバンドをバックに、 また時にはそのバンドメンバーの中からも入れ替わり立ち替わり 数組のアーティストがステージに立つ流れで進行。 (出演アーティスト→【登場順】尾上サトシ/hiro:n/勝見智子/わたなべゆう/立花綾香/初田悦子/小寺可南子/マサトシ) これが半年ぶりの、そして今年初のライブとは。 雰囲気に飲まれるようなところもちょっとありながら。 だが落ち着きは必要。 やはり初田悦子ファンのワタクシであるから、 ここでは初田さんの出演にフォーカスしたレビューとしよう。 ギタリストのわたなべゆうさんによるステージ4曲目の 『マクのクリスマス』にゲストボーカルとして参加。 わたなべさんが作ったギターのインスト曲に 初田さんが詞をつけて、くまのマクを主人公とする 同名の絵本とともにコラボレーション作品として世に出た1曲。 ![]() わたなべさんに呼ばれて初田さんが壇上に登場する時の 驚くべきワタクシの緊張度。(笑) 『マクのクリスマス』は、実はこの時初聴きだったが、 実にジーンと来る歌詞だったな。 情景が自然と頭に想像されるというか。 それにしても感じること。 ・・・やっぱりすごいな。この人の歌は。うますぎ。馬。(馬?) 今年になって初めて歌手初田悦子の歌を聴くことと 相成ったわけだけれども、感じることはそればかり。 くまのマクは幸せものだよ。 伸びやかな歌とやわらかなギターの音色が描き出す世界によって この曲はひとつの物語として完成している。 しばらくライブが進み、全体の5番手として初田悦子ステージの時間となった。 一瞬の静寂と暗闇の中、ステージに現れる初田さん。 ワタクシを襲う果てしない緊張。あー緊張、緊張、緊張。 こんな風に緊張するのは、ファンになった当初以来かもしれない。 曲はまず『夢☆ジオラマ工房』から。 どうやらいつもよりもスローなテンポにしているみたい。 あり得ないほどのマイルド感を醸成するサキソホン。 ♪世の中 複雑に~ のところの崩した歌い方が実にいい。 そして、ステージにいるバックバンドみなさんによる息のあった ♪なーんでだ? コーラス。 さらには、間奏でのサキソホン独奏。 嗚呼、爽快、痛快。 独特な歌詞の描く不思議な世界観がいいな~。 1曲目に大好きな『夢☆ジオラマ工房』がきて、 その日のワタクシは早くもフワフワ状態に陥ってしまった。 続いて『海賊の花嫁』に。 赤と青の照明で彩られた初田さんが シャンソンの風合い溢れるダークな鋭さを持つこの曲が生み出す 勢いに乗って歌う姿がめちゃくちゃカッコイイ。 ![]() ↑『海賊の花嫁』の様子。目に映る初田さんがすごくカッコよくて 自ずとその光景が目に焼きつく 「Happy Birthday!雅人!!」と 鎌田さんに向けたお祝いの言葉を投げる初田さんだが 実は、初田さんの誕生日もその前日の2月6日。 (ご本人曰く、「アラサーでもアラフォーでもない歳になった」とのこと) 初田さんご自身にとってもお祝いになるような ステキなライブにしたい、という思いがあったよう。 3曲目に披露されたのは『忘れてね』であった。 初田さんの声の通りと伸びが実に素晴らしい。 音楽から醸し出される大人の雰囲気が会場全体のムードに よくマッチしていた。 ワタクシには、どちらかといえば、しっとりとした感じで 耳に入ってくるんだよね。『忘れてね』は。 間髪入れずに、初田悦子の代表曲『きみのママより』に移った。 この曲も普段よりも少しゆったりとしたバージョン。 じっくりと噛み締めるようにして聴いてみた。 聴こえてくる音は思いっきりロックなのに 感じられる印象のは幻想的な音というある意味では奇妙な感覚あり。 ![]() ↑穏やかな表情で歌う初田さん ここからさらに3名のギタリストが加わって ギター5人という前代未聞のバンドを背に披露されたのは 新曲『君に歌うよ』であった。 ほほう。ここで新曲。 勢いを増したバンドガンガンの8ビート。 張り裂けんばかりの気持ちを歌ったポップで爽快な歌だったと思うが、 ワタクシ自身がフワフワ状態MAXということもあり、 歌詞の中身までは正直よく覚えていない・・・ とりあえず、また聴いてみたいな。感想はそれからということにしよう。 ここで初田さんから告知ありけり。 ・2月9日の深夜に関東限定でテレビ出演(その様子はこちら) ・2月14日に岩本さつきさんと姉妹ライブ開催 久しぶりの関東での活動。素直に嬉しかった。特にテレビ出演は。 多くのに初田悦子の歌を聴いてもらえる絶好の機会だもん。 初田悦子ステージのラストを飾ったのは『光』! 静まり返った会場に唯一響く初田悦子のアカペラからの入り。 ♪抱きしめるのでしょう~ その言葉が放たれると同時に全開のバンド演奏! ![]() ↑勢ぞろいしたバックバンドのみなさんと織り成す『光』 圧倒的な迫力に、思わず口が開く。(実話) 聴いているだけで自然と吹き出してくる汗。(これも実話) 『光』には毎度高漲させられるけど、一段と凄みがあったわ。 自由奔放というか、すべてを解き放ったというか。 それに、曲終了直後の「歌い切った!」という満足感に満ちた 初田さんの表情が何と言っても最高だったね。 好みで言えば、ギターonlyや鍵盤onlyもいいと思うけど・・・ それはまたの機会に楽しみにしよう。 ということで、初田悦子ステージは終了。 その後、鎌田さんと尾上さんによるバンド“マサトシ”のステージ (男の純情を歌った・・・変な歌ばっかり。笑)には その日ステージに立った女性ボーカル5人がコーラスとして登壇。 ![]() ♪パヤパーとか、楽しそうにコーラスしてたなー。 さぁそして、ライブ終了後! 「お誕生日、ミラクルダイナミックウルトラおめでとうございます!」 「ゐんどくーん!ありがとう!!」 「今回は、初田さんへの東ヰンドのバースデイ贈呈ということで、 今までで一番いいものを持ってきました!」 「(期待を)高めるよねー!いつも!!(笑)」 「いやいや、そうなんですけどね。(笑) でも今回は、本当にすごいですから! こちらです。(ラッピングを)開けてみていただけますか?」 「あっ!もしやこれは、私の大好きな、ビー・・・って、えーっ!!!???」 ![]() ↑Happy Birthday! Etsuko Hatsuta!! ビール 「何これー!!??すごーい!!!」 「中身も初田さんが好きそうだなーっていうタイプのビールを セレクトしてますから。」 「これは確かに今までで一番の品だわ。」 「ん?だけどそれだと、今まではどうだったんだって話になりますね。」 「うん。」 最後の「うん。」は、 間もなくファンになって4年目となる初田悦子ファンとして 若干気になるところだが、今回のプレゼントは ワタクシなりに考えて相当の自信を持って持参したものだったので 喜んでいただけた様子でとても嬉しかったわ。 そして、こちらも恒例となっている、 巨匠初田悦子のクリエイティヴィティタイム。 色紙を見せると、奪い取るかのように率先してサインを書き出して下さった初田さん。 ![]() あっという間に創造されていく芸術作品。 これを間近で見られることを、ワタクシは「悦楽」と呼んでいる。 出来上がりっ! ![]() ↑家宝その35と初田さん。よくぞ即興でここまで描けるものだと感服いたしております。 その後、鎌田さんにもバースデイビールを差し上げることができて、 東ヰンド渾身のバースデイ贈呈は大成功! ライブ最中に感じた緊張感もどこへやら。 心地よい充足感に満ちた木曜日の夜となったのでありました。 以上、初田悦子ライブレポート第37弾---豪華!緊張!!バースデイライブ!! でございました。
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