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カテゴリ:ラーメン
飲んだ後、無性にラーメンが食べたくなる時ってありませんか? そういう時にコッテリ系のとんこつラーメンなんか食べると、もう最悪。年のせいもあるけど、翌朝、胃がもたれて仕方がない。でも、わかっていても何か小腹が空いて「ラーメン食いてぇ」と思っちゃうんだよね。
で、何度も胃もたれを経験し、試行錯誤した末にようやく今年になってたどりついたのが、この「らーめん たつ」だ。 ![]() 場所は久米川駅南口を出て右手にある道路を踏み切りを背にして歩き、50メートルほど先の右側にある。駅から歩いて1分ほどだし、立地はかなりいいと思うのだが、この場所は鬼門らしく、私が東村山に移り住んでから、牛丼店、串かつ店と変わり、1年ちょっと前に今のラーメン店になっている。客入りはというと、やはり鬼門なのか、あまりよくない。 だけど、ここの「醤油らーめん」(600円)は超オススメ。見てください、この透明なツユ。「はい、どうぞ」と出された瞬間、プ~ンとカツオだしのいい香りがする。スープをひと口すする。ウーン、胃にスーッと優しく染み込んでいくような感じがたまらない。目を閉じると、「これなら大丈夫です」と我が胃が脳に報告している様子が浮かんできそうだ。 ![]() 麺は中太の縮れ麺で、具はシナチク、ほうれん草、チャーシュー、海苔。シンプルだけど疲れた胃にはちょうどいい。醤油ラーメンというよりは和風ラーメンと言った方がいいくらいアッサリとしている。腹ペコ状態で「ラーメンが食べたい」という時に食べると、絶対に物足りなさを感じるだろう。お店の人には悪いと思うが、この「醤油らーめん」は飲んだ後、または「今日は食欲がないなぁ」という時にこそ真価を発揮するラーメンだと私は確信している。 私はココの「醤油らーめん」を癒し系ラーメンと名付けたい。この店の「梅塩らーめん」(600円)も癒し系ラーメンだ。非常にアッサリしている。というか、アッサリし過ぎ。私としては「醤油らーめん」のアッサリ加減の方が好きだなぁ。 この店は本来は、とんこつラーメンがウリなのだが、そっちの方は「まあまあ」という感じ。でも、ラーメンをつくるお兄ちゃんはキビキビしてるし、お客に出すお冷はレモン水だし、個人的には結構、好感度が高い。これで「醤油らーめん」が500円以下だったら、もっとウケるんじゃないかなと思う。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「らーめん たつ」は残念ながら2010年10月31日をもって閉店しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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