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テーマ:カフェ話。(1878)
カテゴリ:喫茶店・カフェ
滅多にないことではあるが、私の最寄駅である久米川駅で誰かと打ち合わせをする機会があれば、私はこの喫茶店「白鳥」ですることにしている。場所は久米川駅の南口を出て右側の道路を南に30メートルほど歩いたところにある。わかりやすいから待ち合わせ場所としても有効だ。
この「白鳥」は見事なまでに普通の喫茶店だ。朝9時からやっているからモーニングセットはあるにはあるが、飲み物に別料金でトーストやピザトースト(100~200円)を加えるという「ルノアール」スタイル。そう言うとお得に聞こえるかもしれないが、何しろブレンドが420円だから、200円のピザトーストを加えると620円にもなってしまう。単に安く朝食を取りたいなら、近くのマクドナルドに行った方がいい(写真はピザトースト。ゆで卵とサラダも付いている)。 そんな「白鳥」だが、店内に入ると結構、お客で埋まっている。理由は居心地がいいからだ。 まず入って気づくのは天井が高いこと。これがちょっとした解放感を与えてくれる。そして壁には美しい白鳥の写真が大きなパネルで飾られている。どうやらこの店のマスターが撮ったものらしく、「ああ、だから店名が『白鳥』なんだ」と納得させられる。この写真がまたいい雰囲気を出して、癒してくれるんだなぁ。 そして客層がいいのか、店内は静か。打ち合わせをするのにこれ以上いい喫茶店はないと思う。 幸いにして久米川駅周辺には格安のコーヒーショップがないからいいけど、ドトールなどが出店してきたら、こういう喫茶店は危ない状況に立たされると思う。何せブレンド1杯420円だもん。1杯180円にはかなわないよ。だけど、こういう雰囲気のある喫茶店はいつまでも残っていて欲しいな。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「白鳥」は残念ながら2005年9月27日に閉店しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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