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テーマ:●食べた物の画像♪(84860)
カテゴリ:居酒屋・スナック
第12回目に取り上げるのは、言わずと知れた大手居酒屋チェーン「和民 西武久米川店」の「盛岡冷麺」(399円)。東村山市に「和民」は久米川と東村山の2カ所にある。飲みに行ったことのある人は多いハズだ。今回、久米川の「和民」を利用したのは単純に家に近いからという理由。他意はない。場所は久米川駅南口を出てそのままロータリー越しに真っ直ぐ進み、右側の角にある。
仕事帰りに寄ったので、軽くお酒とつまみも頼んだのだが、その中で気に入ったのが「巣ごもり風ローストビーフ」(504円)。 ローストビーフと言うと、ホースラディッシュ(西洋わさび)とステーキソースで食べるというイメージがあるが、これはローストビーフの上にトマトベースのソースがかかっている。食べるとガーリックの味と香りがするので、「もしやこれはポールスタアの『トマトガーリックソース』では!」と思ったが、家に帰って確かめてみると、少し違った。ポールスタアの方が酸味が強い。でも、これをローストビーフに使ってもいいかも。今度試してみよう。 それはともかくとして、この料理、真ん中に温泉卵があり、それを崩してローストビーフに絡めて食べると、これがまた旨い。トマトベースのソースといい、アイデアいっぱいのこの料理はいいつまみだね。 なんてことを思いながらお酒を飲んでいると、「盛岡冷麺」がやってきた。 メニューの写真にバッチリ氷が浮いていたので嫌な予感はしていたけど、現物は写真通りに再現されていて、氷も4つ、きちんと配置されていた。メニューの写真と同じモノをつくるという再現力には感心するが、氷を入れると味が落ちるってことを誰か指摘してもいいんじゃないかな。そうめんと違うんだから、安易に入れないで欲しい。 麺はやや細めで黄色がかった盛岡麺。麺そのものは美味しそうに見えるが、実際のところ、どうだろうか? 【スープ】★★ 4つの氷を空いてる皿に移して、ひと口飲んでみる。よく冷えているのはいいが、旨さは今ひとつ。ゆで卵の黄身を溶くと、ほんのりと甘さが増すが、もともとのスープにあまり味がないから、黄身の味だけになってしまう。それは酢を入れても同じ。 キムチが入っているので、多少ピリ辛にはなるが、何か味として物足りない。料理に関しては研究熱心な「和民」がつくったとは思えない出来だ。 【具材】★★ 刻み海苔、小松菜、キムチ、そしてゆで卵。値段から考えればこんなモノだろうとは思うが、やはりどんなに安くても肉系は欲しいモノだ。牛チャーシューがベストだけど、解した蒸し鶏でもかまわない。これではあまりにも“値段なり”の冷麺だ。 【麺】★★ 小麦粉を使った典型的な盛岡麺。しかしスープほど冷えてなく、生温い。これでは全く美味しくない。冷麺で麺が冷えてないのは致命的だ。 【値段】★★★★ 唯一評価できるのは値段だ。400円以下というのは激安だ。この値段なら多少味に難があっても許せる。でも、欲を言えばこの値段でもう少し美味しいモノが食べたかったなぁ。 【総合評価】★★☆ この冷麺のウリは単に安いだけ。もう少し「和民」らしいアイデアにあふれた冷麺にして欲しかった。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-20-29 電話:042-390-4351 営業時間:午後5時~深夜3時 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「和民 西武久米川店」は残念ながら2006年に閉店しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月13日 17時11分15秒
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