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カテゴリ:喫茶店・カフェ
喫茶店には店内が明るいお店と、ちょっと照明を落とした暗いお店がある。「ドトール」などの格安のコーヒーチェーンが出現して以来、明るいお店が主流になり、ちょっと暗めの落ち着ける喫茶店は姿を消しつつある。そんな中、東村山駅の近くで古き良き、ちょい暗めのくつろげる喫茶店を30年も続けているお店がある。それが今回紹介する「珈琲喫茶 ゆ~もあ」だ。
場所は東村山駅東口を右に出て、ロータリー沿いに歩き、青梅信用金庫の前を通って本屋と「デンマーク」の間の道に入る。10メートル先の右側のビルの1階にある。 創業30年だが、外観はちっとも古めかしくない。入ると、中はちょっと暗めでテーブルがズラッと並んでいる。ちょうどランチタイムだったので結構、人が入っていたが、ちっとも騒がしくない。明るい雰囲気の喫茶店だと、必ず声高に話す人がいるモノだが、ちょっと暗い落ち着いた雰囲気がそうさせるのか、このお店ではみんな声を潜めて話していた。 私は「日替わりランチ」(840円)を注文した。 この日のメニューは「若鶏の唐揚げ甘酢あんかけ」。ランチではこれに小鉢とお新香、ご飯と味噌汁、そしてコーヒー(もしくは紅茶)が付く。 メインの「若鶏の唐揚げ甘酢あんかけ」は甘酢と刻み生姜でサッパリして、普通に美味しかった。食事の後、私はコーヒーを飲みながらしばし雑誌を読みふけった。何だかいい感じだ。喫茶店と言えば、こういう“ほの暗い雰囲気”というイメージを抱いている世代にとっては、これほどくつろげる空間はない。20代の人にはなじめないかもしれないけど、こういう喫茶店は残っていて欲しいモノだ。 【DATA】 住所:東村山市本町2-3-73 電話:042-391-3145 営業時間:午前10時~午後9時 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月13日 17時17分13秒
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